文字サイズ
自治体の皆さまへ

〔特集〕輝く未来へ向かって〜はたちから始める未来への挑戦〜(1)

1/35

青森県八戸市 クリエイティブ・コモンズ

はたちの成人代表者の皆さんに八戸の良さ、20歳を迎えての夢や目標などをお聞きしました。

【はたちから見た八戸はどんなまち?】
◆八戸といえば?
◇八戸三社大祭
・人の手で制作される山車は迫力があり、何回見ても新鮮な気持ちで楽しめる。
・努力の結晶が見られて熱くなれる祭り!
・太鼓の音や掛け声が街中に広がっていくので鳥肌が立つ。

◇八戸えんぶり
組によってさまざまな特徴がありおもしろい。

◇イカ
・祖母が作るイカの刺身が好き。
・給食で出たりいかずきんズがいたり印象的

◆心に残っている思い出の場所
◇是川縄文館
高校の授業の一環で、是川縄文館、土器や土偶、昔の是川の土地について研究を行うため、何度も訪問したりイベントを開催したりした。

◇館鼻岸壁朝市
幼い頃、祖父と毎週買い物に行きご飯を食べた。朝市に行くとその頃を思い出して気持ちがほっこりする。

◇こどもの国
幼稚園の親子遠足や中学校の職場体験で訪問した。動植物との触れ合いを通していろいろな感性を育てられる場所。

◆八戸の好きなところ
◇海産物などの食べ物がおいしい
・イカや海鮮丼、せんべい汁など食べ物がおいしい。
・豊富な海産物のなかでも、特に焼きサバがとても好き!

◇自然が豊か
小学生の頃、ほっき貝採りやウニむきなどの体験をした。海が近いからこそできた貴重な体験だったと思う。

◇中心商店街
商店街のお店同士の繋がり、お得意様や常連さんという関係性は都会にはみられない素敵な文化。

◆八戸の残念なところ
◇遊ぶ場所が少ない
・水族館、動物園、映画館などが少ないところが残念
・高校生や大学生が楽しめるような場所がない。
・中心街は買い物できる場所が少なく映画館も無くなってしまったので、お祭り以外で中心街に遊びに行くことがなくなってしまった。
・中心街のビルが閉館したり映画館が無くなったりして、日中に立ち寄れる店が少ない。
・遊びに行くところが限られ、八戸に楽しみを感じることができない。

好きなところと残念なところの両方に「中心街」が挙がっていて、関心があるんだにゃ!

◆好きな給食トップ3(複数回答あり)
◇1位 じゃじゃ麺(学校給食オリジナル)…7人
麺に絡まる肉味噌と、とろみのある餡(あん)を口いっぱいに頰張って食べるのが幸せだった!

◇同率2位 サバのみそ煮・せんべい汁…3人
八戸の特産品を使った献立を思い返すと、おいしいものがあふれている場所に生まれてよかったと感じる。

【八戸をより良いまちにするために必要なことは?】
昨年11月、はたちの成人代表者の皆さんは「はたちの成人代表者と市長との懇談会」に参加し、熊谷市長と懇談しました。アイデアや取り組んでみたいことをお話しいただきました。

◆八戸らしいまちづくり
・天候に左右されず、知育にもなる屋内アスレチックを作る。視覚で楽しめる壁や床、アクティビティにユニバーサルデザインを取り入れることで多くの人に親しまれる場所ができる。(西山さん)
・こどもの国やこどもはっちなど未就学児から小学生までが楽しめる施設はあるけれど、中学生以上が楽しめる施設が無いと思う。子どもだけでなく中学生や高校生、大人も身体を動かして遊べる施設を作る。(笹本さん)
・災害時に役立つものを発明するために昆虫テクノロジーの開発、おいしいパンを作るために酵母の研究など、研究分野で八戸に影響を与えたい。(石屋さん)
・コワーキングスペース・スタディスペースなどの設置や、本八戸駅周辺を市民が使いやすい空間にして「市民の憩いの場」としての役割を持つところにする。(北上さん)
・中心街の空き店舗をイベント時の休憩所として活用する。将来、空き店舗を使って地域に住む人の健康維持やネットワーク作りをしたい。(今井さん)
・八戸駅構内に、地元の人が自由に書き込める案内ボードを設置したり駅周辺の空き家を有効活用したりする。三社大祭と関連させて、SNSで全国へ発信すると良いと思う。(石橋さん)
・高齢者が講師の「八戸料理教室」を開催する。旬な食材を使った八戸の郷土料理を作ることで、地元の食材・味を知るきっかけになる。また、高齢者にとっては生きがいづくりにつながる。(新沼舘さん)
・ショッピングモールやアミューズメント施設、整備された公園があると人が集まる。(田中さん)

◆子育て支援の充実
・子育てがもっと楽になるように、市内にある病児保育、病後児保育の認知度を上げたり施設を増設したりする。(庭さん)
・共働き世帯に必要な施設や児童館を増やし、経験や学びの場、親子の体験学習ができる「交流の場」を作る。(橋場さん)

◆教育環境の充実
・小・中学校の授業に、八戸のことを学び他県の児童・生徒と交流できる時間を取り入れる。八戸の特徴や観光地などを知っておくことで、たくさんの人に八戸の良さを伝えることができる。(木村さん)
・教職員不足解消、教育の質をさらに向上させるため、教員の業務量の削減や分担などの見直しなどについて意見を出していきたい。(小瀬川さん)

◆市長から
それぞれの提案の中に、皆さんの八戸のまちづくりへの思いを感じ、とてもうれしいです。
「魅力的な施設をどう活用して八戸の魅力に繋げていくのか」ということが、今後のまちづくりの課題だと思っています。皆さんに居場所があって活躍できる八戸にしていきたいと思います。

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU