大鰐町の高齢化率は、令和5年9月末時点で45.0%と、本格的な超高齢化社会へ突入しており、社会を支えることは、行政や福祉の専門職だけでは困難となっております。そのため、住民同士が支え合い、住み慣れた地域で暮らし続けるためのまちづくりを進めております。
地域で支え合いの活動を行っている取り組みを紹介します。
■高齢者が集う地域の居場所 ~通いの場~
◆事例(1) 地域活性化ヨーガサークル
◇概要
活動内容:運動(ヨーガ)
活動日:毎週月曜、午前10時~午前11時
活動場所:大鰐町総合福祉センター
参加者:20人前後
連絡先:代表 中田きみゑ
【電話】48-5399
ヨーガの講師を招き、週1回活動を行っています。
以前は立って行う動作を主に行っていましたが、参加者の年齢層の幅が広いこともあり横になって行うことができる運動や認知症予防に関する運動も取り入れて行っています。
参加者からは、「からだを動かすことでさっぱりする。」「みんなで一緒に運動するのが楽しい。」「毎週からだを動かしているので、歩くのが速くなった。」といった声が聞かれています。
▽どうして「通いの場」が必要なの?
地域の高齢者が毎日をいきいきと健康に過ごすための場所である「通いの場」は、介護予防、認知症予防にもつながる重要な取り組みとして推進されています。
介護予防のためには、日常生活において「運動」「栄養」「社会参加」の三本柱を意識していくことが大切となりますが、普段から通いの場に通うことにより、人と交流する「社会参加」の機会になるとともに、自宅から通いの場まで歩いていくこと自体が日々の「運動」につながることが期待されます。
問合せ:保健福祉課介護保険係
【電話(直通)】55-6568
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