■特殊詐欺の被害をなくそう!
◆県内の令和6年8月末現在の特殊詐欺発生状況(暫定値)
認知件数:56件
被害金額:約8,330万円
8月末までに認知した56件のうち、39件が架空料金請求詐欺でした。
架空料金請求詐欺とは、架空の名目を理由にお金をだまし取ることです。
〈架空料金請求詐害〉
◇パソコンのウイルス除去費用名目の手口
パソコンを操作中に警告音が鳴り、画面に「ウイルスに感染しました。サポートセンターはこちら。」などと表示され、画面に表示された電話番号に電話をかけると「修理代としてコンビニで電子マネーを買って、コードを教えてください。」などと指示されます。
⇒一度支払うと、理由をつけて何度もお金を要求されます!
(例:電子マネーのコードが読み取れなかったなど)
◇副業をかたる手口
インターネットやSNSで副業の広告を開くと、相手からSNSでのやりとりを要望されます。その後、副業(実際は嘘)を勧められ、手数料などを名目に指定された口座への振込を求められます。
例(1)「指定するSNSアカウントに『いいね』をすると報酬をもらえますが、事前にお金を払ってプランに加入すると、さらにもらえる報酬が増えます。」
例(2)「ネットで商品販売を始めるために、指示通り代金を振り込んでください。」
⇒副業の報酬を出金しようとしても、引き出すことはできません!
携帯電話を使用しながらATMを操作している方や、コンビニで多額の電子マネーを購入しようとしている方を見かけたら、「詐欺の被害に遭っていませんか」と声掛けをお願いします。
身に覚えのないお金の話は一人で対応せず、家族や知人、最寄りの警察署または交番・駐在所にご相談ください。
・警察相談専用電話
【電話】#9110
または【電話】017-735-9110
■夕暮れ時・夜間の交通事故を防止しよう
これからの季節は、日没が早まり、夕暮れ時から夜間にかけ、交通事故が多発する傾向にあります。
歩行者の皆さんも、ドライバーの皆さんも、「自分の存在をアピール」することが大切です。
県民の皆さん一人ひとりが交通ルールを守り、交通事故を起こさないように、また、交通事故に遭わないようにしましょう。
◇歩行者の皆様へのお願い
夕暮れ時・夜間に外出する時は、反射材用品の着用が効果的です。運転者からよく見えるよう、明るい色の服装と反射材用品の着用を心掛けましょう。
また、車のライトが点灯していても、運転者から歩行者が見えているとは限りません。道路を横断するときは、車の動きをよく見て、安全を確認しましょう。
◇自転車利用の皆様へのお願い
自転車に乗る際は、ヘルメットを着用し、夕暮れ時は、自分の存在をアピールするため、ライトの早め点灯と反射材の着用を心掛けましょう。
二人乗り、傘差し、携帯電話等を使用しながら自転車を利用するのは、大変危険です。絶対にやめましょう。
◇ドライバーの皆様へのお願い
スピードを控えめにし、早めのライト点灯で、見ること、見せることを徹底しましょう。特に、横断歩道では、歩行者がいないか十分確認しましょう。
また、夜間に対向車・先行車がない時は、ライトを上向きにして、危険を早期に発見しましょう。
■子供に関する相談は少年サポートセンターへ
少年サポートセンターは、非行や犯罪被害などの問題を抱えた少年の立ち直りを支援するための機関です。少年自身や保護者からの相談を受けるほか、検挙・補導された少年や問題行動のある少年、犯罪被害に遭った少年が、犯罪を繰り返さない(再非行防止)、問題行動がエスカレートしない(未然防止)、再被害に遭わない(再被害防止)よう、少年や保護者に寄り添い、継続的な支援活動を行っています。
少年のことなら、相談者、内容は問いません。相談内容によっては、他の機関を紹介することもできます。面接、電話による専門的な助言指導のほかに、就労支援活動や農業体験活動、学習支援など様々な支援活動を行っています。
《少年サポートセンターは県内に4カ所》
○青森少年サポートセンター
・新町センター(警察本部内)
【電話】0120-58-7867
・安方センター(青森警察署内)
【電話】017-776-7676
○八戸少年サポートセンター(八戸警察署内)
【電話】0178-22-7676
○弘前少年サポートセンター(弘前警察署内)
【電話】0172-35-7676
受付時間:月~金8:30~17:15(祝日・年末年始を除く)
○少年サポートメール
【メール】youngmail-587867@extra.ocn.ne.jp
24時間受信、回答は2~3日後(土・日・祝日・年末年始を除く)
問合せ:黒石警察署大鰐交番
【電話】48-2241
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