■令和5年度全国統一防火標語
火を消して 不安を消して つなぐ未来
■雪片付けや雪下ろしに気をつけて!
2月4日は立春と呼ばれるように暦上では春が始まる日となっています。しかし春が始まるといえどもまだまだ寒い日が続いています。雪の晴れ間に雪片付けや雪下ろしにと精を出しているのではないでしょうか。
しかし、この雪片付けや雪下ろしによる事故が例年後を絶ちません。事故を未然に防ぐため次の5つのことに注意しましょう。
(1)屋根雪を下すため屋根に上るときは身体にロープ等を結び、もう片方を雪止め等に固定するなどして転落しないようにしましょう。
(2)はしごを使用する際はしっかりと固定してから使用するようにしましょう。
(3)雪が積もった屋根の下に入らないようにしましょう。
(4)除雪機に詰まった雪を除去する際は必ずエンジンを止めてから行いましょう。
(5)融雪溝への転落を防ぐため雪切網は絶対に取り外さないようにしてください。
■油流出事故にご注意ください!!
灯油等の流出事故が多く発生しています。側溝等に流れ出すと河川へ流出し、重大な環境汚染を引き起こし、「水道や農業用水が取水できない」、「魚がへい死する」などの人々の生活や動植物に多大な影響を与える恐れがあります。
◆流出事故を防ぐために
◇家庭では…
・ホームタンクなどから灯油を小分けする時は、絶対にその場を離れないようにしましょう。
・ホームタンクは安定した場所に設置し転倒防止を行ってください。
・配管やタンクの定期点検に努め、バルブの閉め忘れに注意しましょう。
・冬期間は、屋根からの落雪による配管の破損・脱落や、ホームタンクの転倒に注意しましょう。また、除雪による配管の破損にも気をつけてください。
◇事業所では…
・油をタンクへ補給するときは、吹きこぼしや、オーバーフローに注意しましょう。
・タンク周囲の流出防止対策(防油堤など)や配管に異常がないか定期的に確認しましょう。
・油の在庫を定期的に確認し、平時より減りが早くないか注意してください。
・廃油は専門業者に委託するなど適正処分してください。
・冬期間は、屋根からの落雪による配管の破損・脱落や、除雪による配管の破損に細心の注意を払ってください。
◇冬期間の対策
・降雪前に除雪作業の支障となる物件について把握しておく。
・タンクや突出している配管が屋外にある場合は、冬期間(降雪前)に目印をつけたり、損傷防止措置をする。
・日頃から、施設の定期点検を実施する。
◇事故が発生したら…
(1)発生源の流出防止対策を講じる(至急、消防署・役場に連絡)
(2)敷地外に流出しないよう、土のう等で防止対策を講じる
(3)敷地内外に流出した物質を回収・除去
■大鰐町内の火災・救急発生状況(令和5年12月末累計)
問合せ:東消防署 南分署
【電話】48-2108
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