■認知症になっても安心して暮らせる地域をつくろう
認知症の患者数は高齢化の進行とともに増え続けており、2025年には700万人にのぼると推計されています。これは65歳以上の高齢者の5人に1人が認知症になるということです。認知症は当町の重要課題の一つとなっており、決して他人事ではありません。
◆地域の皆さんのさりげない手助けが認知症の人と家族の支えになります
認知症が進行すると家族だけで対応していくことは困難になっていきます。記憶障害などの認知機能の低下から、日常生活がうまく営めなくなるだけでなく、不安から周囲の人との関係が損なわれることもしばしばみられます。そのため特に一人暮らしや高齢者のみの世帯では地域のさりげない手助けが大切となります。
◇日常的にあいさつをする
声がけや見守りができる関係があると、小さな変化に気付くことができます。
◇困っていたら声がけをする
ゴミ捨てがうまくできないなど困っている様子がうかがえるときにはやさしく声をかけましょう。
◇本人のペースに合わせる
お金の出し入れや、回覧板のやり取りなどがスムーズにできないときは心のゆとりを持って接してください。
◆認知症について学び、認知症サポーターになろう!
町では地域の方が認知症に対する理解を深め、本人、家族にとって身近な支援者になっていただけるよう、認知症についての正しい知識や対応方法を学ぶ「認知症サポーター養成講座」を開催しています。認知症の人や家族を地域で支え合える町を目指し、「認知症サポーター養成講座」を受講してみませんか。ご希望の方は下記問い合わせまでご連絡ください。
また、地域のなかで認知症について気になることがありましたら、大鰐町地域包括支援センター(保健福祉課地域包括支援係)までご相談ください。
問合せ:保健福祉課地域包括支援係
【電話(直通)】55-6569
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