◆子宮頸がんとは?
子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)の感染が原因で発症すると考えられている病気です。若い世代の女性のがんの中で多くを占めています。
日本では毎年、約11,000人もの女性が子宮頸がんになり、約2,900人もの女性が亡くなっています。
◆子宮頸がん予防のために
(1)HPVワクチンを接種する
まずはHPV感染を防ぐことが、がんにならないための手段です。HPVには子宮頸がんになりやすい種類があり、HPVワクチンは、そのうち一部のHPV感染を防ぐ効果があります。
(2)20歳を過ぎたら子宮がん検診を受診する
子宮頸がんは、早期に発見して治療を受ければ、多くの場合、命を落とさず治すことができる病気です。検診を定期受診することで、がんになる前の状態で発見することができます。
◆接種対象者
対象者には令和6年4月にお知らせを送付しています。
《定期接種》
小学6年~高校1年相当の女子
《キャッチアップ接種》※
平成9年4月2日~平成20年4月1日生まれの女性のうち、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない人
※定期接種期間中に接種の差し控えにより機会を逃した人に対し、公費でワクチン接種できる機会を提供しています。
キャッチアップ接種対象者、高校1年相当の女子が公費で接種できる期間は、令和7年3月末までです。
4月以降は、接種費用が自己負担となります。
合計3回の接種を完了するまでに約6か月かかりますので、接種を希望する場合は、9月末までに1回目の接種を受けましょう。
◆HPVワクチンに関する詳しい情報はこちら
HPVワクチンの接種にあたっては、効果や安全性、副反応等についてよくご理解ください。
※本紙P.13掲載の二次元コードからご覧ください。
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