■若者に林業の魅力を知ってほしい
9月8日(金)、県林政課および青い森林業アカデミー(杉山徹センター長)が、普段は山の中での作業のため、人目に触れる機会が少ない林業を実感してもらおうと、「林業の出前講座」、「青い森アカデミー見学」、「林業の仕事体験」を実施し、平内中学校(加藤日寿校長)の1年生70人が参加しました。
生徒たちは、県産業技術センター林業研究所内の青い森林業アカデミーで、森林の役割や森づくりについての講義を受け、アカデミー内の見学をしました。また、森林組合あおもり平内事業所土場で、チェーンソーを使った彫刻や丸太切り、重機での丸太搬送などを体験しました。チェーンソーを見るのも初めてという生徒が多い中、作業に四苦八苦しながらも「おもしろいね」「もっとやりたい」という声が聞こえてきました。
片山漣時(れんと)さんは「林業は森を活かし、自然を大切にしている仕事だということが分かりました。チェーンソーは重くて、操作が大変だったけど、講師の方が優しく教えてくれました」と話しました。
■交通死亡事故ゼロを祈願 -秋の全国交通安全運動-
9月21日(木)、口広供養地蔵尊と大石平供養観音像前で、青森交通安全協会平内支部(須藤恵悦支部長)が、「秋の全国交通安全運動(9月21日~30日)」に伴う「交通安全祈願祭」を実施しました。
当日は大雨の中、関係者約40人が参加し、線香や供物をあげて黙とうを捧げ、当町の交通死亡事故ゼロを祈願しました。
■あたたかい善意 ありがとうございました!
9月15日(金)、平内町歌と踊りの地域交流実行委員会(工藤太一郎実行委員長)が、小湊小学校(木立啓司校長)の三味線クラブで使用してほしいと、三味線を2丁寄贈しました。
同会は7月16日(日)、町勤労青少年ホームで「第10回 歌と踊りの地域交流チャリティーショー」を開催し、参加者から寄せられた善意で三味線を購入しました。
町役場を訪れた実行委員会のメンバーは「町の中で三味線が盛んになってほしい。芸能文化を伝えていきたい」と語り、船橋町長は「平内は(高橋)竹山を輩出した町。それに続いて、世界を目指す子どもたちが出てくるように大事に使いたい」とお礼を述べました。
■社会奉仕活動も楽しみに
9月24日(日)、浜子老人クラブ浜藤会(畑井又市会長)の会員11人が、浜子町内の環境整備を行いました。
午前10時、浜子地区総合研修センターに集まり、正午までかけて町内の沿道を一周し、多くの缶やペットボトルなどのごみを拾いました。
町内がきれいになったところで、弁当を食べながら会員同士で交流を図りました。
参加者らは「ごみ拾いは大変だけど、みんなで集まれて、楽しい老人クラブ活動になった」と話しました。
■小学生が“理容師”の仕事を体験
9月25日(月)、東小学校(工藤隆幸校長)の5~6年生の児童が「理容業職業体験学習」を実施しました。
この体験学習は、青森県理容組合の後継者育成事業および理容業界のPR事業として行われたもので、現役の理容師4人が講師を務めました。
児童たちは、理容師の仕事内容や正しいシャンプーの仕方、理容全国大会についての説明を受けた後、カットレザーやバリカンを使用して、マネキンのヘアカットに挑戦しました。その他にも、パーマで使うロッドを巻く体験やヘアアイロンの使い方を体験しました。
初めて触れる物ばかりでしたが、目を輝かせながら理容師のアドバイスを受け、徐々に用具を上手に操えるようになり、勢いよくカットする児童もいました。
6年生の横川心音さんは「レザーやバリカンを使う体験では、力加減や速度によって髪の切れ具合が変わることを学び、きれいな坊主に仕上げました。髪を切る体験を楽しめました」と感想を述べました。
■実りの秋を体感 鎌を使って稲刈り作業
10月2日(月)、小湊小学校(木立啓司校長)の4~6年生の児童が、盛田道踏切近くの学校田で、県農業普及振興室や町農業経営者協議会の農家さん、町農政課の協力のもと、「稲刈り体験学習」を実施しました。
県農業普及振興室の職員から、鎌の使い方や稲を刈り取るコツを教わった後、刈り取り作業と麻紐で束ねる作業を交代で行い、次々と黄金色に実った稲穂の束ができました。
ところが、刈り取り作業の途中で、晴れていた空に黒い雲が広がると、あっという間に雨が降り出したため、先生から作業中止のかけ声がかかりました。児童からは「えー!」と残念そうな声があがり、予定していた束ねた稲を棒に掛ける作業はできませんでした。
■夜にはきれいな月を見ようね 口広保育園で「十五夜集会」
9月29日(金)、口広保育園(畑山弘樹園長)で、「十五夜集会」が行われました。
0歳児から年長まで全園児が集まって、「月」を元気いっぱいに合唱して始まり、月の満ち欠けやすすきを飾る理由、十五夜のお団子の意味などについて学んだ後、それぞれ持ち寄った野菜や果物を壇上にお供えし、「良い子になれますように」と手を合わせました。先生が「これで十五夜の準備ができましたね。あとはおうちで夜に月を見るだけです」と呼びかけると、園児たちは「はい!」と大きな声で返事をしました。
会の終わりにお供えをした果物を切って、園児たちに手渡すと、「おいしいね」と頬張りながら、「おうちできれいなお月さまが見れるといいね」と笑顔で話していました。
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