■町民の生命と財産を守る消防団 “消防団定期観閲式”を挙行
6月2日(日)、夜越山森林公園第2駐車場にて「令和6年度平内町消防団定期観閲式」が行われました。
観閲式では物故消防団員に対して黙とうが捧げられた後、団員の検閲点検、消防車両の機械器具点検、分列行進などが行われ、18分団が出場しての玉落とし競技も開催されました。
その後、消防活動に功績のあった方々への表彰式が行われ、以下の方々が受賞されました。(敬称略)
現在、平内町消防団は18分団、消防ポンプ車など19台が配備され、261人の団員が消火栓や消防ポンプの管理、消火訓練などを行いながら、万一の災害に備えています。
※受賞者につきましては本紙をご覧ください。
■「地域を守る!」消防団員募集中
◇消防団とは
消防団は市町村の非常時の消防機関であり、その構成員である消防団員はほかの本業を持ちながら、権限と責任を有する非常勤特別職の地方公務員として、「自らの地域は自ら守る」という精神に基づき、消防防災活動を行っています。
◇入団資格
一般的に入団を希望する18歳~65歳の方(学生可)であれば、男性でも女性でも入団できます。入団を希望する方は、平内消防署 消防団係までご連絡ください。
◇消防団の待遇
消防団員には、年額報酬や災害活動または訓練に出動した際の手当などが支給されます。
公務災害補償…消防活動中に負傷した場合の補償制度があります。
被服の貸与…消防団活動に必要な被服が貸与されます。
退職報奨金…一定期間以上勤務して退団した際には、退職報奨金が支給されます。
表彰制度…職務にあたって功労、功績があった場合には、表彰されます。
問合せ:平内消防署 消防団係
【電話】755-3119
■平内消防署 施設見学(平内中央保育園)
5月17日(金)、平内消防署にて平内中央保育園(田中明子園長)の園児約40名が消防署内の見学を行いました。
参加した園児たちは、消防署員の案内を受けながら、防火衣の着装や消防車を使った放水体験、救急車での心電図や血中酸素の測定など、普段目にすることのない設備を間近で見ながら消防士の仕事を体験しました。また、施設内の見学では、園児一人ひとりが「1日消防署長」として消防署長席に座り、記念撮影を行いました。参加した山口ようちゃんは「いろいろ学べて、楽しかった。消防士になりたい」と元気よく感想を話しました。
■防火への意識向上 幼年消防クラブ認定式
5月15日(水)、平内消防署で「幼年消防クラブ認定式」が行われ、山彦幼稚園(蝦名崇子園長)の園児6人が参加しました。園児たちは、木村秀人平内消防署長から一人ひとり認定証を受け取り、「火遊びはしません」と防火宣言を行いました。
認定式の後は、対面する建物にロープを使って進入する「ロープブリッジ救出」やビルや地下街などで煙に巻かれた人を救出する「ほふく救出」が救助隊員から披露され、園児たちは「がんばれ!」と元気よく声援を送りながら、救助訓練を観覧しました。
■米作りの大変さ、やりがいを感じて 小湊小学校“田植え体験学習”
5月31日(金)、小湊小学校(木立啓司校長)の4~5年生の児童78人が、約5アールの学校田で県農業普及振興室や町農業経営者協議会の農家さん、町農政課の協力のもと、「田植え体験学習」を行いました。
まず県農業普及振興室の職員より苗の植え方などを教わり、次に代表児童が「田植え定規」を使って苗を植えるための目印をつける作業を行い、その後、先生の合図で全員が大歓声をあげながら裸足になって田んぼの中へ入っていきました。
この日は時折小雨が降る曇天模様でしたが、初めて踏み入れる田んぼの感触に驚いたり、泥だらけになる友達を笑ったりと、元気よく苗を植えていました。
終わりの会で、4年生の飯田羚瞹さんは「初めての田植えでしたが、苗をうまく植えられてよかったです。今日学べたことを来年、新しい4年生に教えたい」と感想を述べました。
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