■飼い主のいない猫への対策について
飼い主のいない猫の寿命は3~4年で、一般的に飼い猫より短いといわれています。地域で適正な猫の管理をしながら一代限りの命をまっとうさせることで飼い主のいない猫の数を徐々に減らし、猫をめぐるトラブルや地域の環境被害の解消につながります。
■飼い主のいない猫にエサを与えている方へ
屋外にいる野良猫にむやみにエサを与えることは、地域の衛生環境に影響を及ぼすうえ、近隣の方に迷惑がかかり、結果として猫が悪者にされてしまいます。
■飼い主のいない猫を迷惑に思っている方へ
猫の増える原因を解決せずに排除するだけでは、また同じ問題が起こります。野良猫は動物愛護法で守られており、むやみに傷つけたり駆除したりすることはできません(市や動物愛護センターも駆除目的の捕獲はできません。)。飼い主のいない猫の問題を自分たちの住む地域の問題の一つとしてとらえ、対策への理解をお願いします。
■猫を飼っている方へ
▽猫は室内で飼いましょう
猫を屋外に放すと、近隣に迷惑をかけるおそれがあるばかりでなく、脱走、不慮の事故、感染症、ケンカなど猫にとって多くの危険があります。
▽不妊去勢手術をしましょう
ケンカ、脱走の防止や生殖器の病気予防になります。発情期の鳴き声対策や尿の匂いの緩和にもつながります。
▽身元の表示をしましょう
脱走しても見つかるよう、首輪への飼い主表示やマイクロチップ装着をお願いします。
▽飼い猫を捨てないでください
一度飼い始めたら、猫に限らずその命を終えるまで飼い続ける覚悟が必要です。どうしても飼い続けることが難しくなった場合は、責任をもって新しい飼い主を探してください。
問合せ:市民課生活環境係
【電話】55-5892
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