■一般質問
《鈴木 孝一 議員》
○村における自主防災
問:(ア)現在の自主防災組織の設置状況と、今年度の新規の設置状況は。
答:(村長)自主防災組織を設置している地区は13地区で、今年度に入り、新たに自主防災組織を設立する動きは、現時点ではまだない。
問:(イ)自主防災活動の周知は行っているか。
答:(村長)毎年の行政連絡員会議で、補助金の説明や活用状況を報告しているほか、自主防災組織に関する研修会を開催し、自主防災組織の活動について周知している。
《田澤 隆 議員》
○村児童センター
問:(ア)村児童センターの機能と、活用目的は。
答:(村長)保護者が就労などにより家庭にいない小学校児童を対象に、放課後の生活の場を提供し、児童の健全育成を図ることを目的としている。
問:(イ)現在の利用状況は。
答:(村長)令和5年度の1日当たりの平均利用児童は87人となっており、平日は97人、土曜日が72人、夏休みなどは87人となっている。また、登録児童数は、1年生51人、2年生40人、3年生39人、4年生41人、5年生9人、6年生13人の計193人となっている。
問:(ウ)村児童センターや保護者からトラブルやいじめ等の報告はあったか。また、その対応は。
答:(村長)今年、トラブル報告に関しては村児童センターから2件、保護者からの指摘が2件あった。
何らかのトラブルが発生した場合、児童センターから報告があり、現地確認を行うなど、その都度対応している。保護者から相談があった場合も同様の対応をしている。
○行政代執行
問:(ア)空き家所有者に代わり、行政が適正管理に向けた取組みを行う行政代執行だが、村で対象となった事案はあるか。
答:(村長)行政代執行を行った事案はない。
問:(イ)耕作放棄した農地も対象となるのか。
答:(村長)対象となる。
○村の将来像
問:5期20年にわたり、村長として村に尽力してきた中で、村がこの20年間で変化したと感じたことや、村の将来像について思うことはあるか。
答:(村長)20年の間で変化したと思うことは、財政の健全化と、スポーツ分野の飛躍。将来については、村民が互いに褒め合い、称え合う中で「輪」が広がり、皆で村を盛り上げていってほしいと願っている。
《浅原 尚子 議員》
○高齢化社会における行政支援
問:(ア)村において、75歳以上の高齢者の人口がピークとなるのはいつ頃を想定しているか。
答:(村長)令和12年頃がピークになると見込まれる。
問:(イ)高齢化社会が問題となっている現代、様々な自治体で行政支援が行われているが、村ではどのような支援が行われているか。また、今後、どのような支援を考えているか。
答:(村長)無料入浴券の発行や老人送迎バスの運行、歩行杖の支給や無料灯油の給付を行っているほか、村社会福祉協議会でも各種高齢者支援を展開しているため、新たな支援を始めることは考えていない。
○不登校児童生徒に対する支援
問:(ア)小、中学校の不登校児童生徒数は。
答:(教育長)今年度7月末時点で、小学校では児童2人、中学校では生徒8人となっている。
問:(イ)文部科学省によれば、令和4年度において全国の不登校児童・生徒数は約30万人にものぼると公表し、村においても不登校児童生徒への支援の充実が必要と考えるが、村ではどのような支援を行っているのか。
答:(教育長)教室への登校が難しい児童生徒については、保健室など登校しやすい場所を提供するほか、登校自体が難しい児童生徒に対しては、定期的な家庭訪問、電話連絡をするなど、児童生徒一人ひとりに寄り添った支援を行っている。
また、教育委員会では、教育相談窓口を設置し、不登校など教育全般に関する相談に応じている。
■村議会臨時議会
第1回臨時議会が9月27日に開かれ、議長に平田隆人氏、副議長に品川正人氏が選出されたほか、次の案件が可決されました。
○予算関係
・令和6年度一般会計補正予算
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