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村議会3月定例会(2)

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青森県田舎館村

■一般質問
《田澤 隆 議員》
○労働人口の減少に伴う雇用対策
問:(ア)村では今後、さらなる人口減少や高齢化が進むことが予想され、様々な分野の事業者が不安を抱えている。今後、雇用者を雇う事業者に何かしらの対策や支援を考えているか。
答:(村長)現時点では、村独自の対策は考えていないが、国や県など関係機関と連携して、問題の解消に努めていく。

問:(イ)隣接する市町と同じ賃金で村で働いた場合、労働者に有利なことはあるか。
答:(村長)雇用者と労働者との雇用関係のため、村が直接対策をすることは考えていない。

《浅原 尚子 議員》
○小、中学校の給食費無償化
問:(ア)村では給食費の半額を負担しているが、その金額は。
答:(村長)令和4年度実績では、小学生分895万8千円、中学生分410万2千円、計1,306万円を負担している。

問:(イ)県は小中学校給食費無償化に向け、市町村へ児童生徒数に応じた財源を配分するという方向を示したが、村では、負担の減った経費の使い道をどのように考えているか。
答:(村長)県の無償化事業により、村が負担する必要がなくなった費用の使い道については、今後県から推奨する事業などの説明があるため、詳細が分かり次第、検討していきたい。

○弘南鉄道に対する支援
問:(ア)弘南鉄道では、度重なる脱線事故に加え、国からの改善指示を公表していないなど周知不足が指摘され、安全管理能力を問われている。そのような弘南鉄道に対し、村ではどの程度支援しているのか。
答:(村長)令和5年度は、5項目、623万1千円を見込んでいる。

問:(イ)弘南鉄道が公共機関としての責務を果たせるように、村が定期的にチェックするなどの管理を担う考えはあるか。
答:(企画観光課長)弘南鉄道への支援については、村も含めた沿線市町村で協議会を組織し、弘南鉄道の長期計画を精査している。

○今後の田んぼアートなどの事業
問:(ア)5年度は田んぼアートサミットが開催され、田んぼアートへの期待や認知度が高まっている。今年も多くの観光客が来ることが予想されるが、新たなイベントを開催する考えはあるか。
答:(村長)田んぼアートのイベントに関しては、開催期間に合わせて商工会などもイベントを開催し、ともに田んぼアートを盛り上げている。今後も、新たなイベントを展開するよりも、関係団体が協力して、田んぼアートの魅力を発信していく。

問:(イ)以前開催した「いちごフェスタ」は大盛況であり、復活を希望する声が聞こえているが、開催についてどのように考えているか。
答:(村長)コロナ禍の影響やいちごの生育など、運営会社の都合が開催を大きく左右するため、関係者との協議に努めていきたい。

《品川 正人 議員》
○進行する人口減少と少子化対策
問:住みたいと思える村づくりのため、どのような対策、取組みを進めていくのか。
答:(村長)人口減少対策として、市街化調整区域の集落内における規制緩和を実施し、誰でも住宅を建てやすい環境を整備しているほか、今後、川部駅を拠点とした宅地開発を進めていく。

○上水道の配管の敷設
問:国では災害に強いインフラ整備を目指して、水道管の新規敷設や老朽管の更新の際には、耐震性のある管の敷設を行っている。村の上下水道のインフラ整備はほぼ100パーセントと認識しているが、配管が敷設されてから一番古いものは何年経過しているのか。
答:(村長)昭和46年に敷設されたものが一番古く、52年が経過している。

○下水道管の敷設
問:様々な事情により下水道を利用していない家庭もあるが、現在の利用状況と、利用者増加のための取り組みを考えているか。
答:(村長)利用状況について、公共下水道と農業集落排水を合わせた普及率は97.1パーセント、水洗化率は87.5パーセントとなっている。
利用者増加のために、毎年2回、広報紙で下水道への接続のお願いをしている。

《鈴木 和久 議員》
○小、中学校の給食費無償化
問:(ア)4月からの無償化に取り組むことはできないか。
答:(村長)令和6年度当初予算では、給食費の半額を無償とする予算を計上している。交付金の詳細はまだわからないが、給食費の無償化を実施している団体と、実施していない団体とでは取り扱いに違いがあると聞いているため、慎重に対応していきたい。

問:(イ)村内の食材を取り入れる場合、地元産品はどの程度取り入れていくのか。
答:(村長)地元食材として、米やリンゴ、トマトなどを学校給食で提供してきているので、今後も地元食材を使用し、地産地消を進めていく。

○村内保育園児の給食費無償化
問:村内保育園児の給食費を無償化する考えはあるか。
答:(村長)保育園児の給食費を無償化する考えはないが、財政的な条件が整えば検討したい課題だと考えている。

○全国最年長町村長の就任
問:(ア)村を挙げた祝賀会などを開催する考えはあるか。
答:(副村長)会費の取り扱いなど、色々と考慮すべき点はあるが、状況を見ながら進めていきたいと考えている。

《鈴木 孝一 議員》
○中学校における高校入試対策
問:(ア)高校入試対策として中学校で取り組んでいることは何か。
答:(教育長)高校入試に必要な知識・技能を身に付けることができるよう、過去の入試問題を分析しながら、入試対策の問題演習に取り組んでいるほか、生徒一人ひとりの習熟度に合わせた学習指導を継続して実施している。
問:(イ)海外から観光に訪れる人が多くなり、日本でも英語が日常的に飛び交う時代になった。このグローバル社会を生き抜くための教育の充実について、どのように考えているか。
答:(教育長)子どもたちが、現代のグローバル社会を生き抜くためには、多様な価値観を持った人達と共存できるよう、郷土への深い理解と、論理的に考え伝える語学力を育むことが重要だと考える。
村の文化や産業を学ぶための村内訪問学習、外国語の授業を中心にALTを活用し、外国語を通じて子どもたちのコミュニケーション能力育成などに努めていく。

《平田 隆人 議員》
○任期満了に伴う村長選挙
問:11月の任期満了に伴い、6期目の出馬の考えはあるか
答:(村長)11月17日の任期満了をもって引退する。任期満了まで残り8ヶ月間、村のために尽力していきたい。

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