全国的な医師不足によって、青森市でも十分な救急医療体制をとることが困難な状況にあります。このような中、症状の重い救急患者に対応すべき救命救急センター(県立中央病院)や救急病院などに、緊急性の低い・軽い症状で来院するかたや、自身の都合で休日や夜間にコンビニ感覚的に利用するかたが見受けられ、救急医療体制の維持に支障を来しています。
救命救急医療を必要とする人が適切な治療を受けられるよう、救急医療施設の正しい利用に、ご理解とご協力をお願いします。
「昼の病院は混んでいるから…」
「昼間は仕事が忙しい…」
「夜もやっているし、空いている…」
↓
「そうだ!土日・夜間に救急病院へ行こう!!」
↓
市民の安心・安全のための救急医療体制の維持が困難に
・重症患者への対応遅れ
・医師やスタッフの負担増
※うまく歩けない・ろれつが回らない場合は脳卒中の疑いがあります。このような症状があるときや、重大な病気やけがの可能性があるときは、ためらわず救急車を呼んでください。
■青森市の救急医療体制
▽一次救急
比較的症状の軽い患者に対応
例:在宅当番医
▽二次救急
手術や入院が必要な症状の重い救急患者に対応
例:市民病院などの救急病院
▽三次救急
重篤(じゅうとく)な救急患者に対応
例:救命救急センター(県立中央病院)
※症状・緊急度
「軽・低」→「重・高」:「一次救急」→「二次救急」→「三次救急」
問合せ:保健予防課
(【電話】017-734-5770)
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