■在宅療養後方支援病院
在宅療養後方支援病院とは、自宅や施設で在宅医療を受けている患者の急変時に、24時間いつでも救急診療・入院診療ができる体制を整えることで、在宅医療支援診療所からの要請に応える役割を担う医療機関のことです。
伊東市民病院は在宅療養後方支援病院として伊東市医師会と協働し、在宅医療を受けている患者や家族が安心して自宅で過ごせるよう支援を行っています。在宅医療を実施している診療所から患者(緊急時に伊東市民病院での治療を希望されている患者)についてあらかじめ登録をしていただき、定期的な情報交換を行う中で、もしもの緊急時には、24時間いつでも迅速に対応する体制を整えています。また、入院が必要となった場合は、入院治療を行い、「ときどき入院 ほぼ在宅」の「ときどき入院」を担うことで在宅医療の実現に向け取り組んでいます。
問合せ:健康推進課
【電話】32-1631
■11月14日は世界糖尿病デー
平成29年~令和3年の集計では、市で糖尿病で亡くなる人が、男性では1・13倍、女性では1・07倍、県より多く、糖尿病の予防が重要となっています。
糖尿病は、初期の頃から動脈硬化を進行させ、心筋梗塞や脳梗塞を発症させる要因となります。日本人は太っていなくても糖尿病になりやすいため、体型だけでは糖尿病のリスクは分かりません。毎年、血糖値の検査を受けて、糖尿病とその合併症を予防しましょう。
◆糖尿病の予防には早歩きが効果的です。
これまで、運動量の目安として歩数が用いられていましたが、普段の歩行に早歩きを入れると、より糖尿病の予防効果を高めることができるとの研究があります。
なかなか歩く時間がない人は、まずは普段より1000歩(約10分間の歩行)増やすことから始めてみましょう。
また、市では、糖尿病の予防についての健康講座を開催します。ぜひご参加ください。
▽早歩き時間の目安
出典:東京都健康長寿医療センター研究所 青柳博士
※関節痛やその他の病気がある場合は、医師の指示に従って運動してください。
※時間を分けて歩いても効果があります。
◆健康講座「どうする?!高血糖」
対象:糖尿病の治療をしていない人
講師:
・おおたか内科クリニック 大髙正行医師
・ひかり薬局 日吉一彰薬剤師
日時:11月23日(木・祝)13時30分~15時30分
場所:市役所 8階 大会議室
申込み:11月15日(水)までに、電話で健康推進課へ。
問合せ:健康推進課
【電話】32-1630
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