開催まであと1年 デフリンピック2025で盛り上がろう!

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来年秋に開催される「東京2025デフリンピック」。会場の一つに選ばれた県内では自転車競技が行われます。世界中から訪れるデフアスリートたちをみんなで応援し、熱戦の感動を味わいましょう!

■デフリンピックとは?
デフアスリート(きこえない・きこえにくいスポーツ選手)が参加する国際的な総合スポーツ大会で、4年に一度、夏季大会と冬季大会が開催されます。第1回大会は1924年にフランスのパリで開催されました。東京2025デフリンピックは、日本では初となるデフリンピックであり、100周年の節目を記念する大会として、世界中から注目を集めています。

■東京2025デフリンピック
開催期間：2025年11月15日(土曜日)～26日(水曜日)
参加国：70～80の国と地域
選手数：約3000人
競技数：陸上、バスケ、バレーなど全21競技
応援メッセージはこちら
【URL】https://www.youtube.com/shorts/5Z0dzYBBUCc

○自転車競技の会場は静岡県
東京2020オリンピックの会場にもなった日本サイクルスポーツセンター(伊豆市)で、自転車競技のロードとマウンテンバイクの2競技が行われます。

■「きこえ」に配慮・工夫されたスポーツ大会
○視覚による情報保障
スタート音や審判の笛などが“きこえない”状況を視覚的に補う情報保障が行われます。
・手話言語通訳でコミュニケーション
・ランプの光でスタートを知らせる
・審判は笛だけでなく旗でも知らせる

○主なルール
・参加資格は裸耳の聴力レベルが55dB(デシベル)(普通の会話がきこえにくい)以上
・公平性を保つため、補聴器や人工内耳体外装置の使用は禁止
・進行上のコミュニケーションに国際手話(※)が使用される
・情報保障に関すること以外はオリンピックと同じルール
※手話言語は国によって異なります。世界のろう者が集まるイベントでは、共通のコミュニケーションツールである国際手話が使われます。

■がんばれ静岡!　ゆかりのあるデフアスリートの声
世界選手権で金メダルを獲得したお二人にインタビューしました。

○酒井藍莉選手(2023ろう者フットサル世界選手権優勝・静岡市出身)
競技を続けてきたからこそ今の自分があると実感しています。これからデフ競技を始める方には、障害の有無に関わらず、競技・スポーツが好きという純粋な気持ちだけで頑張ってほしいと思っています。

○佐藤正樹選手(2024世界ろう者柔道選手権優勝・三島市在住)
デフリンピックが日本で開催されることは街に手話が溢れる良い機会です。金メダルを取って、手話がすばらしいという魅力を伝え、またきこえない方やそのご家族に、夢を与えたいと思っています。

インタビュー動画はこちら
【URL】https://www.youtube.com/watch?v=FMDSf_SEeic

■1年前イベントに行こう!
開催1年前を記念してさまざまな催しが行われます。ぜひご参加ください!
日時：11月2日(土曜日)　10時～17時(トークショー：13時15分～45分)
会場：ららぽーと沼津(1階ひかりの広場、2階・3階各所)
イベントの詳細はこちら
【URL】https://www.pref.shizuoka.jp/kankosports/sports/sportsshinkou/1057344/1057346.html

○トークショー
県ゆかり・自転車競技のデフアスリートが来場!

○バーチャルサイクリング体験
県内のサイクルコースを疑似体験できる!

○手話言語講座
簡単な手話が覚えられる体験ブース

プレゼントがもらえるスタンプラリーもあります!

■選手たちを手話で応援してみませんか?
・がんばって!…両手のこぶしを同時に2回力強くおろす
・おめでとう!…両手を軽く握り、パッと開きながら上向きに上げる

他にもあります。応援手話を覚えよう!
【URL】https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=n1XbL1tXhs8

問い合わせ：県スポーツ振興課
【電話】054-221-3284
【FAX】054-221-2980