みしまるっと健康データ

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三島市ではおよそ1万8000人が「特定健診」を受けています。今回、特定健診など(40歳以上)のデータを元に、三島市の大人の健康に関するデータをまとめました。

■データでみる三島市の生活習慣病
○生活習慣病治療者割合(令和3年)
(静岡県特定健診・特定保健指導に係る　健診等データ報告書より)

※(　)は対静岡県比

特に糖尿病の服薬治療を受けている人が県と比べると多いようです。どの生活習慣病も、初めは自覚症状がないのが怖いところです。放っておくと、血管の弾力性が失われ、動脈硬化へと進行します。

○糖尿病の合併症「しめじの心臓」
し…神経の障害(感覚がおちる)
め…目の障害(網膜症→失明)
じ…腎臓の障害(腎症→透析)
の…脳卒中
心臓…心筋梗塞、狭心症

○心疾患・脳血管疾患有病者割合(令和5年)

○腎疾患有病者割合(令和5年)
三島市では腎疾患で医療機関にかかっている人が増加傾向にあります。腎臓はいったん機能が低下してしまうと、元に戻りにくいと言われています。
令和2年は3.1%(738人)→822人　3.9%
※三島市国民健康保険

○人工透析患者数
(令和2年)134人→(令和5年)137人
人工透析は、高血圧症や糖尿病が起因となる腎疾患が進行することで必要になることがあり、多額の治療費、頻回な通院により大きな負担がかかります。腎疾患が認められた際には重症化を防ぐことが大切です。

■生活習慣病によって引き起こされる疾病が将来の介護・医療に大きく影響します
○三島市の介護認定者数(令和5年)
5,108人　年々増加
令和5年の要介護者有病状況では、三島市は県平均と比べて、脳血管疾患とアルツハイマー病の人の割合が高くなっています。
また、男女ともに肺炎による死亡が多く、そのほか男性は心不全が、女性は脳内出血が県平均よりも多くなっているというデータがでています。

静岡県平均を100とした場合の標準化死亡比(令和5年)

平均自立期間と平均寿命(令和4年)

※「平均寿命」-「平均自立期間」=介護が必要な期間

■大丈夫…? 生活習慣病予備群かも
○三島市の生活習慣病予備群の割合
※令和5年度特定健診(三島市国民健康保険)の健診結果からそれぞれの割合(%)を算出しています。

○三島市の喫煙率
男性：30.7%
女性：8.7%

○運動習慣がない人の割合
67.1%　3人中2人

(静岡県特定健診・特定保健指導に係る健診等データ報告書より)

↓
喫煙や運動不足も、生活習慣病へつながる要因のひとつです
禁煙や日常的な運動が予防策に!

■市ホームページで紹介　ほかにも生活習慣病予防
○食事から糖尿病予防
『バランスのいい食事』『血糖値の波を小さくする食事方法』をはじめ、適正体重や甘いもの、お酒の飲み方など、普段の生活に取り入れて糖尿病予防につながるポイントやおすすめレシピを紹介!

○適塩生活で高血圧予防
日本人の高血圧の最大の原因は「食塩の摂りすぎ」とされています。いつもの食事の中で少し工夫をすることで、簡単に食塩量を減らすことができます。外食でのポイントや減塩レシピを紹介!

○月に1回開催総合健康相談会《要予約》
血圧や体成分分析などの測定、生活習慣病などの相談に保健師、栄養士、歯科衛生士が応じます。

■カラダの状態を知るために特定健診を受けましょう
生活習慣病の予防のために、40歳～74歳の人にはメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査(特定健診)を、75歳以上の人には健康診査を行います。

○三島市の特定健診(健康診査)の受診率

特定健診・健康診査を受診して生活習慣病予防に役立てましょう!

○10月31日(木)まで　三島市特定健診・健康診査
対象：三島市の国民健康保険・後期高齢者医療制度に加入している35歳以上の人(対象者には市から通知を発送済)
場所：市内の実施医療機関
費用(自己負担)：69歳以下1,500円、70歳以上500円
※35歳・40歳は無料(R7.3.31時点の年齢)

問合せ：健康づくり課
【電話】973・3700