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〔新連載〕CIRの都市交流奮闘記 アノンのあのね

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静岡県伊豆の国市

■第2回 国立オペラ・バレエ劇場(VIVANTと伊豆の国2)

皆さん、サェンバェノー(こんにちは)、アノンです。今月も、日本中をモンゴルブームに巻き込んだ人気テレビドラマ『日曜劇場VIVANT(ヴィヴァン)』の名場面から、モンゴルを紹介したいと思います。前回ご紹介した『スフバートル広場』には、国会議事堂以外にも有名な建物がたくさんあり、劇中でもいろんな登場の仕方をしています。
例えば、第1話で堺雅人さん演じる主人公の乃木が訪れた銀行は、ギリシャ建築のような重厚な石柱とピンク色の壁が印象的な建物でしたが、あの建物は、『モンゴル国立オペラ・バレエ劇場』で、モンゴル独自のオペラやバレエを公演する唯一の劇場です。
この劇場は、実は、私にとっても大切な思い出の建物です。舞台監督だった私の母方の祖父は、この劇場で働き、生涯をモンゴルのクラシック舞台芸術の発展に捧げました。その結果、私の祖父はモンゴル名誉芸術者の称号を授与され、祖父の写真は今でもこの劇場に飾られています。祖父のおかげで幼い時からクラシックバレエやオペラをたくさん見ていたので、ここは私の思い出が詰まった場所でもあります。この劇場が面している『スフバートル広場』には、今年8月、伊豆の国市のモンゴル国公式訪問団や中学生も訪れたので、その時にはきっと、この建物も目にしたことでしょう。
さらに驚くべきことに、今から6年前の2017年には、いずのくに大使のピアニスト・海瀬京子さんがこの劇場で、モンゴル日本外交関係樹立45周年記念事業として、モンゴルのアーティストと共同演奏会を開催したというエピソードもあるのです。
『モンゴル国立オペラ・バレエ劇場』を通じて、遠い祖国の私の家族と、日本のVIVANTや伊豆の国市がつながった気がして、とてもうれしいです。
市民の皆さんも、モンゴルとのつながりを感じてくれましたか?モンゴルの名所が毎回登場するVIVANTを、「全話をまとめて見たい!」という人に朗報です。12月27日(水)、VIVANTのDVD andブルーレイボックスが発売されるとのことです。現在、予約受付中なので、詳しくはTBSのHPをご覧ください。
あなたもこのドラマを見れば、きっとモンゴルに行ってみたくなることでしょう。それでは、バヤルタェ(さようなら)。

問合せ:協働まちづくり課
【電話】055-948-1412

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