町のごみ排出量は、年々減少しています。しかし、町民1人1日あたりの排出量は1000gを超え、県の平均値(令和3年度843g)よりも依然として多く、県内の自治体35市町で27番目となっています。
ごみは、少しの工夫で減らすことができます。今回は、ごみ削減のための減量プランを紹介します。家庭でできることから取り組んでみましょう。
◆燃やせるごみの特徴
半分以上が紙・布類、2割が調理くず・野菜くずです。また、ごみの重さのうち半分以上が水分です。水分が多いごみは、焼却に多くのエネルギーを費やします。ごみの水分を減らし、紙・布類を捨てずに資源としてリサイクルしましょう。
【減量プラン1】生ごみでごみ削減 生ごみの水分を減らす
▽そのままの野菜くず 224g
↓ [STEP1]生ごみを水切りする -34g
▽水切りした後 190g
↓ [STEP2]生ごみを乾燥させる -172g ※電動タイプの生ごみ乾燥機を使用
▽乾燥させた後 18g
●生ごみ処理機を活用してみませんか
購入代金の2分の1を補助します(上限3万円)。購入後90日以内にお申し込みください。
○生ごみ処理機
かくはん、加温送風などにより生ごみを堆肥化または減量する処理機
○コンポスト容器
土の上に設置して微生物の発酵分解により生ごみを堆肥化する容器
○ボカシ容器
有機微生物群を利用して生ごみを発酵させ液肥を取り出す密閉処理容器
【減量プラン2】古紙でリサイクル 雑がみ用の袋で分別
大きさや形がさまざまな雑がみは、雑がみ用の紙袋を用意してごみ箱の隣などに置いておくと、分別が楽になります。
・ティッシュペーパーの箱 ビニル部分は取り除く
・タバコの箱
・お菓子の箱
たまったら…
↓
紙ひもでしばり古紙の回収日に出してください
◎次の雑がみはリサイクルできません。
・感熱紙(レシートなど)
・汚れた紙
・シュレッダーで裁断した紙
↓
燃やせるごみへ
【減量プラン3】捨てる前にまず確認 ごみを正しく分別する
▽ごみカレンダーで確認
お住まいの地区のごみの収集日やごみの分別方法について再度確認しましょう。「令和6年度クリーン函南」は3月中旬から配布します。
《もっと詳しく知りたい場合は》
▽ごみ分別便利帳
ごみ分別便利帳は、正しいごみの出し方や分別方法などをまとめた冊子です。環境衛生課窓口での配布のほか、町ホームページからもダウンロードできます。
▽町ホームページ検索システム
新しくなった町のホームページでは、検索システムによるごみ分別の案内をしています。ごみの分別と収集日を調べることができます。
●[目指せ!茶碗1杯分のごみ削減]もし、ご飯茶碗1杯程度のごみを減らすと5,242万円の経費削減につながります(概算)
▽町のごみの排出量
・(令和4年度総排出量)14,258t
・(1人1日あたり)1,059g
▽町のごみ処理経費
・(令和4年度総処理経費)5億2,423万円(資源ごみの処理経費を含む)
・(年間1人あたり)1万4,213円
※詳しくは本紙P.4~6をご覧ください。
問合先:環境衛生課
【電話】979-8112
<この記事についてアンケートにご協力ください。>