第37回:睡眠を知ろう~自分に合った睡眠は~
この春、新しい生活をスタートさせた人もいるかもしれません。慣れない生活リズムにより睡眠不足になることがあります。睡眠には疲労やストレスから体を回復させる重要な役割があります。
●必要な睡眠時間は年齢によって変化します
個人差はありますが、実際に眠ることのできる時間は、加齢により徐々に短くなります。また、年齢とともに体が必要とする以上に眠りをとろうと床の上で過ごす時間が長くなります。
●眠りすぎも短すぎも健康にリスクがあります
睡眠時間が6時間未満の人は心筋梗塞・狭心症などの血管疾患の発症リスクが4.9倍になります。ま
た、高齢者は8時間以上布団で過ごすことで死亡率が増加します。
●もし眠れなかったら…
眠れない日が続くようでしたら閉塞性睡眠時無呼吸や不眠症など「睡眠障害」の可能性もあります。一人で抱えずに医師に相談しましょう。
《睡眠のために気を付けること》
▽日中光を浴びる
▽寝室にスマートフォンを持ち込まない
▽就寝2時間前にお風呂に入る
▽就寝直前の夜食を避ける
▽適度な運動習慣を身につける
▽カフェインやアルコール(寝酒)は避ける
問合先:健康づくり課
【電話】978-7100
<この記事についてアンケートにご協力ください。>