いきいきライフ

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このコーナーでは…「シニア・健康・医療・介護・障がい」に関する情報をお知らせします

■あなたは大丈夫?身近な病気を知ろう
◆子宮頸(しきゅうけい)がん
子宮頸がんは、女性特有の病気で、子宮の入り口の近くにある頸部にできるがんです。
HPV(ヒトパピローマウイルス)※への感染が原因となり、発症すると考えられています。
※HPVは、女性の多くが一生に一度は感染するといわれるウイルスで、感染してもほとんどの人は免疫によって自然に治りますが、一部の人はがんを発症します。
日本では、毎年約1.1万人の女性が子宮頸がんと診断され、1日に約10人が子宮頸がんが原因で死亡しています。
子宮頸がんを発症する人は、20代後半から増加し、30代後半から40代でもっとも多くなります。これは、女性の妊娠·出産·育児年齢と重なるため、本人や家族のライフスタイルに大きく影響します。

▽子宮頸がんと新たに診断された年代別人数

◆早期発見・早期治療が大切
子宮頸がんは、初期段階では、ほとんど自覚がないまま進行します。

▽当てはまるものがあれば「要注意」
・性交渉のとき出血する。
・生理日以外に出血する。
・いつもと違うおりものが増えた。
進行状況によって、子宮の全部または一部を切除する手術が必要になります。そのため、妊娠することができなくなったり、妊娠しても流産や早産のリスクが高まることがあります。
早期に発見し、治療を受けることが大切です

◆2年に一度は検診を
富士宮市では、20歳以上の女性を対象に、2月まで個別検診を行っています。

定員：各医療機関の定員に達し次第終了
料金：1,020円
内容：視診・内診・細胞診

問合せ：健康増進課
【電話】22-2727【FAX】28-0267
【HP】トップページ→市民の皆さんへ→健康・福祉→健康・医療→子宮頸がん検診のお知らせ

◆ワクチン接種で予防を
ワクチンを接種すると、HPVへの感染を予防したり、がんが発症しにくくなる効果が期待できます。
▽事前に医療機関へお問い合わせください。

※かかりつけの人のみ

※ワクチンの効果と副反応などのリスクを確認し、ワクチンの接種を検討しましょう。

▽次のいずれかに当てはまる人は無料でワクチンを接種できます
対象：
・小学6年生～高校1年生の女の子
・平成9年4月2日～平成20年4月1日に生まれた女性(令和7年3月31日まで)
その他：中学1年時に予診票などを同封した通知が届きます。通知が届かない場合は、お問い合わせください。

問合せ：健康増進課
【電話】22-2727【FAX】28-0267
【HP】トップページ→市民の皆さんへ→健康・福祉→健康・医療→ヒトパピローマウイルスHPVワクチン

▽副反応が起きる可能性があります
ワクチン接種後に、発熱、接種した部位の痛みや腫れ、赤みが見られることがあります。
まれに、呼吸困難やじんましんなどの重いアレルギー症状が起きることがあります。

問合せ：
・HPVワクチンなどの予防接種・感染症についての相談窓口(国)【電話】0120-331-453(平日9：00～17：00)
・HPVワクチンの総合相談窓口(県)【電話】055-928-7271(平日8：30～17：15)
※詳しくは、厚生労働省のウェブサイトをご覧ください。
「厚労省　HPV」で検索