■未来へつなぐ、富士市の自然といきもの
豊かな自然環境を守るため、市では令和2年3月に、「生物多様性ふじ戦略」を策定しました。⽣物多様性からの恵みを次世代へと継承していくため、様々な取組を行っています。
(1)いきもの調査プロジェクト
生物の生息生育状況及び自然環境の変化を把握することなどを目的に、重要種・在来種・外来種の中から、9種の調査対象種を選定し、「富士市いきもの調査」を実施しました。
実施期間:令和5年7〜10月
結果:398件
調査後は、いきものマップを作成し、市ウェブサイトで公表しています。
(2)生物多様性啓発プロジェクト
生物多様性の認知度向上を目的に、様々な啓発事業を行っています。
その取組の一つとして、「生物多様性ふじサポーター登録制度」を設置しています。この制度は、登録者が保全活動の実践や情報発信を自主的に行うとともに、市が実施する取組への参加・協力を促す制度です。
(3)生態系保全プロジェクト
富士市には、多様な生態系が存在しています。特に、富士山麓や浮島ヶ原には、貴重な生物が生息・生育しています。
一方で、外来種の分布拡大が確認されているため、生態系の保全を目的に、外来植物を駆除しています。そのほか、富士海岸で確認されるアカウミガメの産卵場所を巡視するほか、海岸清掃を実施しています。
○外来種駆除(前回)
場所:丸火自然公園北側 国道469号付近(大淵)
実施日:令和5年7月2日日曜日
参加人数:24人
○海岸清掃(前回)
場所:富士海岸
実施日:令和5年5月28日日曜日
参加人数:54人
※現在、(1)のいきもの調査と(3)の外来種駆除の参加者を募集しています。詳しくは、本紙20・21ページをご覧ください。
問合せ:環境保全課
【電話】0545-55-2773【FAX】0545-51-9854【メール】ka-kankyouhozen@div.city.fuji.shizuoka.jp
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