消防まるかじりQ and A

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『夏本番!夏に潜む危険から身を守りましょう』

Q.夏はどんな危険があるの?
A.海水浴や川遊び、花火など、夏ならではの楽しいイベントがたくさんありますが、ちょっとした不注意が悲しい事故につながります。
自然現象として、海では沖に向かって急速な潮の流れが発生する離岸流などが、河川では急激に水量が増加する鉄砲水などが発生することがあり、水難事故が起きやすい環境下になることがあります。それに加えて、熱中症や飲酒、悪ふざけなどで判断能力が低下することで水難事故につながるケースもあります。
また、花火はとてもきれいですが、建物や人に向けると火災を起こしたりやけどを負ったりしてしまいます。

Q.海や川で安全に楽しむには?
A.水辺で遊ぶ場合は、事前に天候を確認し、危険な場所には近づかず、ライフジャケットや浮き輪などを着用して水難事故を防ぎましょう。特に子どもからは目を離さないようにしましょう。

Q.花火を安全に楽しむには?
A.まず準備が必要です。必ず水バケツを用意して、消えた花火は水バケツに入れて後始末をきちんとしましょう。また、燃えやすい物を避けて建物や人に向けず、花火を下に向け、子どもは大人と一緒に花火をしましょう。

Q.花火でやけどをしたらどうすればいいの?
A.すぐに冷やすことが最も大切です。やけどした部分を流水で冷やすか、冷たいタオルで覆ってください。皮膚が服についているときには、服を無理に脱がさず、そのまま流水で冷やしてください。

◆救急隊から町民の皆さんへお願いしたいこと
楽しい夏シーズン、海や川、プールなどで遊ぶ機会が増えると思います。事故は未然に防ぐことが何よりも重要ですが、万が一大切な人が溺れて倒れてしまった場合に、落ち着いて応急手当や心肺蘇生法ができるようにしておくことも重要です。消防署では、定期的に救命講習を開催しています。

問合せ：小山消防署
【電話】76-0119