市では、毎年6月と12月の年2回、「市の財政状況」を公表しています。今回は、令和4年度の決算と令和5年度上半期(4~9月)の予算執行状況について、お知らせします。
[1]令和4年度 決算状況
▼一般会計決算
一般会計の歳出総額は451億5834万円で、令和3年度に比べて34億1942万円、率にして8.2%の増額となりました。
歳入総額は468億4655万円で、令和3年度に比べて31億2241万円、率にして7.1%の増額となりました。
○歳入の内訳(構成比%)
○歳出の内訳(構成比%)
※歳入・歳出ともに、数値は端数処理で調整してあります。
○健全化判断比率
全ての会計が黒字となり(赤字の比率はなし)、実質公債費比率は5.8%、将来負担比率は5.9%になりました。
過去2年度の各年度における算定結果の平均を用いる実質公債費比率の低下は、令和4年度の単年度比率が令和元年度の単年度比率(7.1%)を下回ったことによるものです。
将来負担比率の上昇は、地方債の現在高や公営企業債等繰入見込額といった将来負担額が、増加したことなどによります。
(1)実質赤字比率…赤字なし
(2)連結実質赤字比率…赤字なし
(3)実質公債費比率(表1)…普通会計(一般、土地取得、休日急患診療)の借入返済額の割合を判断するものです
(4)将来負担比率(表2)…普通会計が、将来にわたり負担する実質的な負債残高の割合を判断するものです
○資金不足比率
公営企業経営における料金収入(事業規模)に対する資金不足額(赤字額)の比率を表したもので、全ての会計において赤字はありません。
○経常収支比率(表3)
財政構造の弾力性を示すもので、歳出に占める経常経費(人件費などの欠かかせない経費)の割合を示します。
○財政力指数(表4)
地方公共団体の財政基盤の強さを示す「財政力指数」は、数値が高いほど財政力が強いことを表します。
○実質公債費比率(表1)
○将来負担比率(表2)
○経常収支比率(表3)
※経常収支比率が高くなりすぎると、投資的事業(道路や学校の建設など)に対する予算が不足してしまいます。
○財政力指数 単年(表4)
※標準的に必要とされる予算規模のうち、自主財源でまかなわれる割合を示します。
○借りているお金
※道路整備などのために、国などから長期にわたって借りるお金(市債)。市民1人当たりの金額は、各年度の3月31日現在の人口から算出。
○貯めているお金
※目的別に貯めているお金(基金)。市民1人当たりの金額は、各年度の3月31日現在の人口から算出。現在は16基金。
問合せ:財政課
【電話】36-7123
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