児童福祉法の改正により、設置が努力義務化された「こども家庭センター」。市では4月1日(月)に、本庁舎子育て応援課(1階)と保健福祉センター健康づくり課にそれぞれ開設します。児童福祉と母子保健の相談員が情報を共有し、妊娠期から子育て期まで切れ目のない支援を行います。
■はなす
こども家庭センターでは、妊娠・出産・こども・子育てに関することや、虐待・貧困・ヤングケアラーなどの困難を抱えたこどもに関する相談を受けています。家庭児童相談員や保健師などの専門職がお話を聞き、アドバイスを行います。
▽現在、市内ではこどもに関する相談が年間約4800件寄せられています。子育ては長期間で、時には大変なことも。そんなときは、一人で悩まず、ぜひ私たちにご相談ください。どんな内容でも大丈夫。不安に感じることなどを誰かに話して、まずはお父さん・お母さんが元気になりましょう。
子育て応援課 西村佳子(にしむらよしこ)相談員
■つなぐ
相談された内容は、保育所・学校・放課後児童クラブ・医療機関など関係機関と共有します。そうすることによって、必要な支援が必要とする人へ迅速に届きます。
また、地域のさまざまな団体などとのネットワークを通じて、地域で子育てを支援する仕組みを構築していきます。
▽連携のイメージ図
■きづく
妊娠・出産・子育て期の困り事、周りのこどもを見て感じる疑問など、こども・子育てに関する悩みに気づいたら「こども家庭センター」へご相談ください。
・出産後から体調がもどらない
・いつも一人でいるこどもを見かける
・出産後の子育てが不安
・こどもを一時的に預って欲しい
・こどもとの接し方がわからない
・こどもが泣き止まずイライラする
▽子育て応援課窓口
場所:本庁舎(1階)
相談内容:子育て全般、家庭児童相談、児童虐待、ヤングケアラー、発達に関することなど
※本紙16ページの子育てコンシェルジュもご覧ください。
▽健康づくり課窓口
場所:保健福祉センター
相談内容:妊産婦、母子保健に関する総合相談
問合せ:
子育て応援課【電話】36-7253
健康づくり課【電話】34-3285
<この記事についてアンケートにご協力ください。>