◆クラウドファンディングで「カツオなぶらボート」を製作
地域おこし協力隊
瀨尾 陸斗(せお りくと)さん
御前崎海水浴場に今年から仲間入りした8人乗りの大きなバナナボート。ボートには御前崎で水揚げされるカツオ20匹が描かれている。この「カツオなぶらボート」は、地域おこし協力隊の瀨尾陸斗さんによるクラウドファンディングで製作された。
地域おこし協力隊とは、都市地域から過疎地域などに移住し、地場産品の開発・販売・PRや農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」をしながら、その地域への定住・定着を図る取り組み。陸斗さんはマリンスポーツを軸に活動している。
▽思い出のまち・御前崎へ移住
陸斗さんは東京都出身で、大学時代を静岡市で過ごし、「ライフセービングクラブ」に所属。静岡市や牧之原市の海水浴場で監視員として活動していた。元々海が好きだった陸斗さんは、このころからサーフィンを始め、御前崎の海にも通うようになった。
大学卒業後は東京都に戻り、番組製作会社でアシスタントディレクターとして2年間忙しい日々を過ごしていた。今後の人生を見つめ直そうと退職したところ、大学時代の知人から御前崎市が協力隊員を募集していると聞き、移住を決断。現在は渚の交番を拠点に、マリンスポーツや前職を生かした動画作成によるまちのPR活動をしている。
▽大好きなまちの魅力を伝えたい
就任2年目の活動として目を付けたのが、御前崎にしかないバナナボートを製作すること。デザインを依頼したのは市内で活躍する画家のJiroさん。クラウドファンディングのリターン品にも御前崎で出会った人たちに協力してもらい、「御前崎づくし」にこだわった。陸斗さんは「インパクトのあるバナナボートが御前崎海水浴場のモニュメント的存在になればうれしい。これを機にたくさんの人に御前崎の魅力を感じてほしいです」と笑顔を見せる。
御前崎海水浴場は7月13日から開場。水上オートバイによって最高時速40キロで引っ張られるアクティビティは爽快感MAX、夏を感じよう!
場所:御前崎海水浴場
体験期間:7/13(土)~8/25(日)の土日祝と8/13(火)~8/16(金)
料金:2,000円/1人
▽PROFILE
せお りくと(大山・27歳)東京都出身。
昨年4月から地域おこし協力隊に就任し、2年目。小学生の海洋体験受け入れや園児の磯あそびでの安全管理などを通じて、海での活動を普及中。
昨年は、御前崎の魅力を発見する体験型イベント「おまえざきはくらんかい」の広報担当として、PR動画を作成した。
・陸斗さんの活動についてはこちら
・おまえざきはくらんかい
※各二次元コードは広報紙をご覧ください。
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