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自治体の皆さまへ

【特集】学童ってなぁに?(2)

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静岡県御殿場市

■学童に携わる人の想い
●子どもの成長を近くで見守りたい
キッズクラブPONO
支援員 田代さよさん

◇親でも先生でもない、第三の大人として
学童の魅力は、異なる学年の子どもが一緒の輪の中に入り、交流を深められることだと思います。
せっかく一緒にいるんだから、みんな分け隔てなく仲良く出来る場にしたい、そんな想いがあるから、遊ぶときは集団で、意見を言いたいときは遠慮なくぶつけ合います。
最後にはみんなで音楽を奏でて楽しみ合っています。
大切にしていることは、ありのままの自分を隠さないで欲しいこと。
自分を出しつつも相手を思いやれるコミュニケーション能力は、まず自分の意見を出せるようになることからスタートすると思っています。
そこを助けてあげられたらと思っています。

●いろんな「好き」が見つかる場に
リトルスター Kids club
支援員 杉山瑠美子さん

◇学童で新しい刺激を
学童で新しい刺激を受けて、いろんなことに興味を持てる子に育って欲しいと思っています。
リトルスターでは、本場の英語や欧米文化に接することが出来る環境が整っています。
世の中には、子どもが夢中になれるような、まだまだ知らない世界が広がっています。
「知らないなにか」という刺激がきっかけとなり、読書や絵画、ダンスなどいろんなことに興味を持ち始める子どもがたくさんいます。
子どもにとって、放課後は自分の好きなことが出来る貴重な時間です。
この貴重な時間を学童で過ごしてくれる子どもの興味や関心の幅を広げ、それが「好き」なことにつながるように応援していきたいです。

●子どもに元気をわけてもらってます
玉穂小わんぱくクラブ
支援員 佐々木民子さん

◇子どもが好きだからこそ出来る仕事
支援員は、子どもの下校に備え、午後1時には出勤し準備を行います。
下校時刻になると、元気いっぱいの子どもたちが学童に入ってくるので、まずは漏れがないように、名簿に記入することから始まります。
また、大勢の子どもがいるので、誰かが怪我をしていないかなど、異変があったらすぐに対応できるように細心の注意を払う必要があります。
この仕事は、子どもが好きだからこそ出来る仕事だと思っています。常に子どもと一緒に過ごしているので刺激的で、私にとって認知症予防にもなっていると思います。
子どもの姿を見るだけで癒される。そんな純粋な気持ちを持った方なら、ぜひ学童の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。

●保護者が安心して預けられるように
放課後児童育成会
相談員 芹澤重義さん

◇学校と家庭の中間の場として
令和に入り、新型コロナウイルス感染症が流行し小学校が休校になった際にも学童は午前8時から午後6時まで開所しました。
共働き家庭の子どもの居場所が確保されたことで、安心して仕事に専念できると多くの市民から感謝の言葉が寄せられました。
学校と家庭の中間にある学童は、子どもの命を守り、安心・安全な環境の中で楽しく健全な子どもの育成に取り組んでいます。
保護者が安心して子どもを預けられるように、支援員は日々資質の向上に努めています。
市は「住みよさランキング」で4年連続、県下一位です。
学童の充実もその一端を担っていると言えます。

■学童を利用するには
●公営学童を利用する場合
◇年度はじめからの利用を希望
前年の12月中に利用申込を受け付け、選考を行います。

◇年度途中からの利用を希望
・各月1日から利用する場合…前月の15日までに申し込み
・各月16日から利用する場合…前月末までに申し込み
受付窓口:子育て支援課

●民営学童を利用する場合
各施設ごと独自に運営を行っているため、利用金額や申し込み方法も様々です。
申し込みや問い合わせも、各施設で受け付けています。

※詳しくは市子育て支援サイトをご覧ください。

■支援員・補助員募集中
市の公営学童で働く支援員・補助員を募集します。

○勤務時間(小学校開校時)
フルタイム:午後1時〜7時
パートタイム:午後3時〜6時
※いずれも平日勤務

○勤務時間(小学校閉校時)
シフト制(平日):午前7時30分から午後6時までのうち、4〜7時間程度
シフト制(土曜日):午前8時から午後5時までのうち、4〜6時間程度

○雇用期間
年度ごとの更新制

○休暇
日曜、祝日、お盆、年末年始

○選考方法
面接による選考

○その他
福利厚生有(ベネフィ駿東加入団体)

詳しくは市子育て支援サイトをご覧いただくか子育て支援課までお問い合わせください。

■学童で学ぶ、楽しむ
◇これからの学童
少子化が叫ばれている中でも、核家族化の進行や共働き世帯の増加などにより、学童の利用者は増加しています。
一方、支援員などの確保が難しい状況の中、児童一人ひとりに対するサービスの質の低下を防ぐことが求められています。
当市には公営と民営の学童があります。どの施設も「子どもたちが放課後に安心して過ごせる場所を提供するため」「子どもたちが楽しめるようにするため」「子どもたちに自分の可能性を見つけてもらうため」に様々な想いを持ち、日々工夫を凝らしながら運営を続けています。
子育て支援を充実させるためには、利用者の声に耳を傾け、一人ひとりの子どもに対し思いやる姿勢が必要不可欠です。
市は今後も、さらなる子育て支援サービスの向上のために、施設拡充や支援員などの確保、研修に力を入れ、保護者にとって安心して預けられる場所であるように、そして、子どもたちにとって安全に楽しく過ごせる場所であるように、取り組みを進めていきます。

問合せ:子育て支援課
【電話】82-4124

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