御殿場GIGAスクール通信 vol.13

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市内小・中学校に1人1台端末(iPad)を整備し、令和3年度から授業などで本格的な活用がスタートしました。このコーナーでは、ICT教育に興味・関心を持っていただくため、GIGAスクール構想の取り組みを紹介します。

■GIGAスクール構想の取り組みを紹介
◇学校と家庭で育む情報モラル
1人1台端末の導入から約3年が経過し、学校では、インターネットを活用した学習が定着しつつあります。例えば、児童・生徒は自分のアカウント※1で端末にログインし、クラウドサービス※2を使った学習を行うなど、ICT化が大きく進みました。
そのような中、児童・生徒の安全で安心な学びを保障するために「情報モラル」(情報社会で適正な活動を行うための基になる考え方と態度)の取得が必要不可欠になっています。
情報モラルを身に付けるためには、「ルールを守る・相手を思いやる・責任を持つ」などの日常モラルを土台として、更に「インターネットの特性」を理解することが大切です。
インターネットは、情報流出などの危険性がある一方、情報収集やコミュニケーションの道具としての利便性があり、なくてはならないものとなっています。
これからは、学校での指導と共に、家庭においても情報モラルを育むことが必要です。それぞれの家庭において、インターネットの使い方などを話題にしながら、情報モラルを身に付けていけると良いですね。

※1　アカウント
個人の情報が登録されたIDやパスワードのこと。アカウントを他人に教えると、なりすましや情報漏洩により悪用される恐れがあるため、しっかり管理することが大切。
※2　クラウドサービス
端末ではなく、インターネット上にデータを保存するサービスのこと。故障などで端末が使えなくても、他の端末からアクセスし、同じ環境で学習できる。
【参考】文部科学省発行「インターネットをつなぐとき守ってほしい、大切なこと」

■Pick up　教師力向上講座「架け橋」の開催
平成25年度から開催している教師力向上講座「架け橋」は、市内若手教員に対して、授業に必要な力や学級経営力などの向上を目指し、経験豊かなベテラン教職員などが講師となって研修を行う貴重な場です。
11月22日に、今年度3回目となる講座を開催しました。今回は、教育委員会の職員から、学校においてICTを活用することの意義やICTを有効活用した授業づくりについての講義がありました。参加した先生は「具体的な方法を教わり、今後やってみたいアイデアを考えることができ、とても有意義な講座でした。早く授業がしたくなりました」と感想を述べました。

問合せ：教育総務課
【電話】78-6233