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富士山東麓エコガーデンシティ 地域循環共生圏

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静岡県御殿場市

■「脱炭素と経済が好循環する圏域づくり」を目指して

「富士山東麓エコガーデンシティ地域循環共生圏」は、「脱炭素と経済が好循環する圏域づくり」を目指し、富士山麓の豊かな環境を世界に発信しています。
その最初の取り組みとして、国の登録を受けた、森林経営から得られる「J‐クレジット」を活用し、市内経済の振興を図る「御殿場型循環モデル」が今、全国から大きな注目を集めています。

▽これまでの歩み
[令和4年11月4日]2市1町行政懇談会で、御殿場市長から地域循環共生圏の形成を提案
[令和5年1月23日]地域循環共生圏の県内第1号認定
[令和5年7月31日]御殿場財産区·市森林組合との「J-クレジット」合意書締結
[令和5年9月25日]しずおかフィナンシャルグループと地域循環共生圏の推進に関する連携協定締結
[令和6年1月26日]御殿場財産区J-クレジット計画が国に登録
[令和6年2月5日]中畑愛郷会·市森林組合との「J-クレジット」合意書締結
[令和6年3月26日]“脱炭素”に向けた2市1町・6金融機関共同記者会見実施

◆「御殿場型循環モデル」が目指す、まちの姿とは
~脱炭素と経済が両立したまち~
御殿場型循環モデルが目指すのは、デジタル地域通貨「富士山Gコイン」を介して、脱炭素と経済が両立するまちです。
その決め手となるのが、「J-クレジット」です。
「J-クレジット」とは省エネ設備の導入や適切な森林管理などによる温室効果ガスの排出削減量や吸収量を「クレジット」として国が認証する制度です。
この「J-クレジット」を売買することで、購入企業は脱炭素に貢献でき、市は売却益をデジタル地域通貨「富士山Gコイン」による市民へのポイント財源として還元し、市内経済の振興を図ります。
豊かな森林が市域の56%を占める環境と、長年にわたり、適切に森林を管理してきた財産区や地域の法人の協力に加え、「富士山Gコイン」があるからこそ出来る、御殿場の強みを生かしたオリジナルの循環システムです。
今後も「J-クレジット」の創出拡大に取り組み、脱炭素と経済が好循環する「御殿場型循環モデル」を推進していきます。
※詳しくは広報紙P.3をご覧ください。

◆[新着]官民連携で脱炭素社会を実現!“脱炭素”に向けた共同記者会見
地域循環共生圏を構成する御殿場市・裾野市・小山町における温室効果ガス全排出量のうち、産業・業務・家庭部門からの排出が約75%を占めています。
これら各部門からの排出量を削減し、2050年の温室効果ガス排出量実質ゼロを実現するために、“脱炭素”に向けた共同記者会見を開催しました。
会見では、2市1町の首長と、当市とパートナーシップ協定を結ぶ6つの金融機関の代表者が一堂に会し、様々な施策を発表。
電気使用量などを入力すると温室効果ガスの排出量がわかるシステムを企業に導入し、得られた情報を市が活用できる体制をつくるなど、官民連携で“脱炭素”に向けた取り組みを進められるよう、決意を新たにしました。

▽パートナーシップ協定を結んでいる金融機関一覧
静岡銀行
スルガ銀行
静岡中央銀行
沼津信用金庫
富士伊豆農業協同組合
御殿場地区本部
静岡県労働金庫

問合せ:企画課
【電話】82-4421

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