名称:古沢の輪こぐり
所在地:古沢
古沢の輪こぐりは、6月晦日の夏越(なごし)の祓(はらい)で、茅(かや)やわらで作った輪をくぐり、疫病や身についた半年間の汚れを払う、神社で行われる年中行事のひとつです。古くは宮中において行われ、中世以降、各神社の年中行事のひとつとして普及しました。日本各地で「茅の輪くぐり」や「輪くぐり」などと呼ばれ、現在も行われています。
一幣司(いっぺいし)浅間神社では、6月30日の大祓(おおはらえ)式の神社行事として行われ、茅の輪をこぐる(くぐる)ことから「輪こぐり」と呼ばれています。
大祓式が終わると、それぞれに配られたオンベ※を持ち、宮司、氏子総代に続いて高根第一保育園の園児や一般参詣(さんけい)者が、大きな声で「六根清浄(ろっこんしょうじょう)」と唱えながら左右左の順に茅の輪をくぐり8の字を描くように境内を歩きます。
「輪こぐり」が終わると、それぞれがオンベを家に持ち帰り、魔除け・病災除けとします。
※オンベ…わらにシメをつけた御幣(ごへい)
▽御殿場資料館
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問合せ:社会教育課
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