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【特集】JFAアカデミーと共に歩んだ13年 〜パリオリンピック開幕前夜〜(2)

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静岡県御殿場市

■アカデミー×御殿場市 ~アカデミーとは~

◇アカデミーはエリート養成校
福島県に平成18年に開校しました。「世界基準」をキーワードに、全寮制による教育を通して、世界に通用するサッカー選手を育成しています。女子がアジアサッカー連盟のエリートユーススキーム※の最高ランクを獲得しています。また、サッカーだけではなく、社会をリードする人材を育成するなど、人間的な面の教育も重視しています。現在、男子は中学の3年間、女子は中学・高校の6年間が対象で、全国から集った生徒が近隣の中学校や高等学校に通いながら生活しています。

※JFAなどのアジアサッカー連盟加盟協会が実施する、将来国際的に活躍できるサッカー選手を育成するプログラム。審査基準にはチームのビジョンやプログラム、環境などあらゆる項目が設定されている。

◇御殿場市への移転
震災から1カ月も経たない平成23年4月5日の夜、125人の生徒と16人のスタッフが市に到着し、御殿場高原時之栖(以下、時之栖)のロッジや別館を専用の居住スペースとして生活を始めました。
中学生は富士岡中学校に、高校生は三島長陵高等学校に通いました(平成27年から、女子の生活拠点は裾野市に移
転)。昼間は学校に通い、登校前や放課後などにトレーニングに励みました。

◇地域活動
アカデミーの生徒たちは、サッカーと学業を両立させながら、さらに市内での地域活動にも積極的に参加しました。
地域の防災訓練、稲作などの労作体験、富士山一斉清掃などの清掃活動、わらじ祭りなどの市内の催し物、スポーツイベントの補助などに参加した他、毎年地元小学生を対象としたサッカー教室を開催しました。

■13年間の主なできごと

○平成23年3月31日
アカデミー受け入れを発表

○平成23年4月5日
御殿場市に移転【写真(1)】

○平成24年10月28日
第1回フレンドシップサッカー教室を開催(以後、継続開催)

○平成26年4月10日
北川ひかる選手らが出場したFIFA U-17女子ワールドカップコスタリカ2014で初優勝、市役所訪問【写真(2)】

○平成30年8月24日
遠藤純選手が出場したFIFA U-20 女子ワールドカップ フランス2018で初優勝、市役所訪問【写真(3)】

○令和元年10月
三戸舜介(しゅんすけ)選手がFIFA U-17 ワールドカップ ブラジル2019に出場

○令和3年7月
TOKYO2020オリンピックに卒校生が多数出場

○令和3年9月
JFA100周年表彰で御殿場市が特別感謝表彰、
市陸上競技場が感謝表彰を受賞

○令和5年7月
FIFA 女子ワールドカップ オーストラリア&ニュージーランド2023に、卒校生が多数出場。開催に合わせ、写真展やパブリックビューイング、御殿場駅での横断幕設置などを実施【写真(4)】

○令和6年1月31日
御殿場市での実施は最後となる令和5年度卒校式を実施【写真(5)】

○令和6年4月
福島県への完全帰還完了

※詳しくは広報紙P.5をご覧ください。

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