文字サイズ
自治体の皆さまへ

津波被害警戒区域の県知事指定 避難体制の強化に努め、より安全な地域に

6/27

静岡県掛川市

静岡県は、令和6年3月5日に「津波防災地域づくりに関する法律」に基づき、津波浸水想定区域を「津波災害警戒区域(イエローゾーン)」に指定しました。
市は、これまで以上に住民などが津波から安全に避難できるように、避難体制の強化に努めていきます。

■災害を防止するために
「津波防災地域づくりに関する法律」とは東日本大震災から得た「災害には上限がない」という教訓のもと、平成23年に制定された法律です。海岸堤防などのハード整備と避難などのソフト対策を組み合わせた「多重防御」により、津波による災害を防止します。安全な地域の整備、利用および保全を推進し、津波による災害から国民の生命、身体および財産の保護を図ります。

■なんとしても人命を守る
「津波災害警戒区域」とは津波に対して安全な地域づくりを進める区域として、静岡県知事が指定する区域のことです。最大クラスの津波が発生した場合でも「なんとしても人命を守る」ため、住民などが津波から「逃げる」ことができるように、避難体制を強化します。

■津波災害警戒区域のポイント
(1)警戒区域の指定は、すでに掛川市防災ガイドブックなどで公表している津波浸水想定区域において、人的被害を防止し、より安全な地域としていくためのものです。

(2)建物の建築や、それに伴う開発行為が制限されることは、一切ありません。

(3)宅地・建物の取り引きにあたり、取り引き対象となる物件が津波災害警戒区域内にあるときは、不動産業者は、その旨を取り引きの相手方などに重要事項として説明しなければなりません。

■指定範囲の確認方法
県のホームページから、詳細を確認できます。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい。

問合せ:危機管理課
【電話】21-1131

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU