■赤十字奉仕団が包装食袋で炊き出し
赤十字奉仕団は10月2日、保健福祉センターで包装食袋を使用した炊き出しを行いました。今回のメニューは白飯、ツナカレー、だし卵の3品。21人が5つのグループに分かれて、苦戦しながらも声を掛け合い、協力して食材を包装食袋に詰めました。続いて、屋外で大鍋を使って1時間ほど煮込み、温まった食材を参加者でいただきました。緊急時にも役立つ技術を周りの方と確認しながら学ぶ貴重な研修会となりました。
■人権擁護委員に相羽さん新任、山田さん再任
相羽公子さん(福田地)、山田廣さん(西俣)が10月1日付けで法務大臣から人権擁護委員として委嘱されました。
*「相羽」の「羽」は環境依存文字のため、置き換えています。正式表記は本紙をご覧ください。
■豊田合成(株)森町工場が収益金を寄付
豊田合成(株)森町工場(原口博吉工場長)と豊田合成(株)労働組合森町支部(大城健司森町支部委員長)は10月10日、7月に開催した納涼祭のバザー収益金による寄付金4万円を町に寄付しました。
■江東区民まつりで森町の魅力を発信
森町観光協会は10月14日、東京都江東区で開催された「江東区民まつり」に森町ブースを出店し、都会に住む人々に遠州の小京都・森町をPRしました。首都圏からの観光誘客と森町の認知度向上及び特産品等の産業振興を図ることが目的で、今年で6回目の出店となりました。森町を代表するお茶やクラウンメロン、梨ビール、秋の名物となった栗蒸し羊羹をはじめとした和菓子などを販売し、多くの来場者が森町ブースを訪れました。
■都内で森町出身者らが3回目の交流会
東京都中央区で10月14日、3回目となる「森町ふるさと交流会」を開催しました。森町の魅力発信とともに、町を応援していただくためのネットワーク作りを目的としたものです。首都圏に住む森町出身者や学生、森町にゆかりのある方など約40人が参加しました。太田町長は、昨年と今年の台風被害と復旧状況や森町名誉町民杭迫柏樹さんの寄贈作品展、ふるさと納税など町政について話をし、「森町の現状、良さをもっと多くの人に知ってもらうため、皆さんにも情報発信をしてほしい」と呼びかけました。
■森町ゆかりの偉人「藤江勝太郎」講演会
10月28日、文化会館大ホールにて、森町ゆかりの偉人講演会「藤江勝太郎と台湾茶~烏龍茶といえば藤江技師~」が開催されました。森町茶業史編集委員の樺島彩波さんを講師に迎え、藤江勝太郎氏が生涯をかけてなされた数々の功績について語りました。樺島さんは「藤江勝太郎さんは明治期に自分の利益のためではなく、日本の茶業全体の発展を第一に考え、森町を拠点として烏龍茶の製法を広め、その後台湾に渡り、台湾茶業の発展に貢献された」と話しました。
■チューリップで花いっぱいの学校に
森町ライオンズクラブ(中根信一郎会長)は11月6日、教育委員会を訪れ、町内の保育園や幼稚園、小中学校にチューリップの球根2,300個を寄贈しました。昭和52年から「花いっぱい運動」として同クラブが毎年続けている活動です。中根会長は「来年の春、お子さんや父兄の方に喜んでもらえたら」と目録を手渡すと、野口教育長は「学校に潤いを与える球根をいただきありがたい。子どもたちにとって花のある環境は心にもプラスとなる。大事に育てていきたい」と話しました。
■お茶の仕上げ技術を競う
「第58回森の茶仕上品評会」が11月8日、森町茶業センターで開かれました。町内茶商から「森の誉」に30点、「森の香」に34点が出品され、お茶の仕上げ技術を競いました。外観、香り、水色、滋味の観点で、市場関係者による厳正な審査の結果、総合得点が最も高い総合優勝に(有)太田茶店、優秀賞に(株)おさだ製茶が選ばれました。
□森の誉
優等:(有)太田茶店
一等一席:(有)太田茶店
□森の香
優等:(株)おさだ製茶
一等一席:(有)太田茶店
■認知症希望大使を招き オレンジカフェ開催
ゲストハウス森と町(新町)で11月8日、オレンジカフェが開催され約20人が参加しました。オレンジカフェとは、認知症のある人もそうでない人も集まることができる場です。認知症に対する社会の理解を深めるため、認知症の当事者の思いや地域で前向きに暮らす姿を伝えていく認知症希望大使の三浦繁雄さんの話を聞いて、遠江総合高校の生徒たちは地域共生について学び、参加者たちは認知症を自分事として考える良い機会になりました。
■宝くじ助成事業で町内会備品を購入
黒田町内会は、宝くじの社会貢献広報事業による助成金を利用し、公民館のテレビやエアコンといった電化製品を整備しました。今回購入した備品は町内会活動に有効活用され、公民館は今まで以上に集いの場、憩いの場として重要な役割を果たします。今後ますますのコミュニティ活動の活性化が図られます。
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