■実りの秋に稲刈りを体験
9月25日、円田地区の田んぼで宮園小5年生の稲刈り体験が行われました。児童らは、小澤良吉さん(草ケ谷)指導のもと、「きぬむすめ」が実っている田んぼに入り、のこぎり鎌で稲を刈り取りました。児童からは「力が必要で大変だったが、気持ちよく刈り取ることができて楽しかった」などと感想が聞かれました。刈り取ったお米は、乾燥・もみすりをして子どもたちにプレゼントされました。
■伝統芸能に触れてみよう
9月20日、文化会館大ホールで舞台芸術等総合支援事業「たいけんから学ぶはじめての能」が開催されました。一般社団法人梅若研能会が町内の中学生を対象に、日本の伝統芸能である「能」を鑑賞する機会を設け、芸術鑑賞能力を向上させることを目的に開催。同事業では、狂言「柿山伏(かきやまぶし)」と能「土蜘蛛(つちぐも)」の上演が行われたほか、各中学から選出された生徒が太鼓やシテ方などを体験をしました。
■町名産の栗(くり)蒸し羊羹(ようかん)食べ比べ
9月29日、アクティ森で栗(くり)蒸し羊羹(ようかん)食べ比べイベントが開催されました。同イベントは、木三の里連(榊原淑友会長)が主催し、今年で3回目の開催です。参加者は、町内のお菓子屋さん5店舗の栗蒸し羊羹から3種類を選び、森の茶と一緒に食べ比べを楽しみました。開始時間前には、約200人の行列ができるほどの盛況ぶりで、各店自慢の羊羹を求めて多くの人でにぎわいました。
■おまつり博士になろう!
9月26日、栄町(藤雲社)の屋台小屋で屋台を見学する学習が行われました。今年度、藤雲社社長を務めた鈴木累以(るい)さんと森中学校区運営協議会の鈴木徹さんが講師となり「お祭り博士になろう」をテーマに総合学習で森町のお祭りについて学んでいる森小3年生68人が参加しました。児童は、講師から屋台の大きさや特徴などについてお話を聞いたあと、手木に入ってお祭り気分を楽しみました。
■パラスポーツを体験してみよう!
10月3日、飯田小でパラスポーツの体験学習が行われました。パリ・パラリンピックの車いすラグビーで金メダルを獲得した若山英史さんらが講師を務め、4年生が実際に競技用の車いすに乗って、若山さんのタックルを受けたり、試合を行ったりとパラスポーツを体験しました。体験会後に、若山さんは「いろいろなパラスポーツに触れて、楽しさを感じてもらえるとうれしい」と話しました。
■黄金色の稲を神前へ
10月1日、宮代地区の神饌田(しんせんでん)で「抜穂祭(ぬきほさい)」が行われました。神饌田は、内山博文さん(宮代東)が無償で提供し、稲の生育を管理してきました。稲は、今年5月に行われた「御田植祭」で旭が丘中の生徒らが手植えをしたもので、抜穂祭で刈り取ったあと、小國神社の神前に供えられました。内山さんは「水の管理を徹底して丁寧に世話をした。台風を乗り越え、無事に育ってくれて良かった」と振り返りました。
■秋の小京都を散策
10月6日、森町観光協会(浅岡英明会長)主催のイベント「第19回森町観光ウォーク」が開催されました。参加した約170人は、遠州森駅を出発し、天宮神社や蓮華寺などの神社仏閣、4店舗のお菓子屋さんを巡る約8.5kmのコースを歩きました。参加者は、各お菓子屋さんで提供された栗(くり)蒸し羊羹(ようかん)の試食を楽しんだり、観光ボランティアガイドの説明に耳を傾けたりして秋の小京都を散策しました。
■天宮神社で観月祭を開催
10月5日、天宮神社で観月祭と演奏会が行われました。月が美しい時期に境内で楽しいひとときを過ごしてもらいたいと企画されたもので、午後4時から境内の舞殿と拝殿で能の披露や雅楽、二胡(にこ)、フルートの演奏が行われました。あいにくの空模様で月は眺められませんでしたが、「荒城の月」など月をモチーフにした曲等が演奏され、集まった人たちは天宮神社で秋の夜長を楽しみました。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>