■「遠州森の茶」初取引
遠州森の茶の初取引が4月23日、森町茶業センターで行われました。初取引には、16口65kgの新茶が持ち込まれ、茶商らが外観や香気などを念入りに確認し、木箱に入札表を投じました。開所式で森町茶商組合の松浦芳雄会長は「生産者の皆さんの経験と技術をいかして今年もおいしいお茶ができた。今日から町内各所で新茶ののぼり旗を掲げて、新茶シーズンを盛り上げていく」と挨拶しました。
■シーネクサス号出発!
CNexsus(シーネクサス)株式会社と天竜浜名湖鉄道株式会社は4月14日、天浜線で新たに運行するラッピング列車「CNexsus(シーネクサス)号」の出発式を遠州森駅で行いました。車両には会社ロゴから連想された羽衣や町のマスコットキャラクター「カワくんセミちゃん」がデザインされています。オープニングセレモニーでは、石松囃子保存会の常磐会による祭囃子(ばやし)が披露され、多くの人でにぎわいました。
■北の森町と伝統芸能で交流
4月21日、伝統文化交流事業として松前神楽北海道連合保存会が来町し、小國神社の古式十二段舞楽の奉納に併せ、「松前神楽」を奉納しました。松前神楽は、約500年前に武田氏が蝦夷(えぞ)を平定して十余の豪族を統一し、松前藩の基礎を作ったときに始まり、代々の当主が蝦夷(えぞ)地開拓の祈りを込め火狂言や舞を社人に舞わせたことが起源とされています。訪れた参拝者たちは、両町の伝統芸能を楽しみました。
■安泰願い「十二段舞楽」
国指定重要無形民俗文化財「古式十二段舞楽」が4月20日と21日、小國神社で奉納されました。天下泰平や子孫繁栄を祈る同神社の舞楽は、記録によれば大宝元年(701年)に都からの勅使参向の際に伝えられたとされています。九番「陵王(りょうおう)」では、舞人が竜頭が付いた恐ろしい面をつけ、サンジョウを持って舞いました。勇壮で優雅な舞楽は、地元保存会や子どもたちによって伝承されています。
■英語で森の茶をPR
5月10日、県内16茶産地の茶娘らが静岡県庁を訪れ、各地の新茶を届ける新茶贈呈式が行われました。森町からは、プロモーション大使のジェームズ・ジョンソンさんが出席し、増井浩二副知事に森の茶の新茶を手渡しました。ジェームズさんは母国語の英語を交えながら「カテキンがたっぷり入っている森町の深蒸し茶を友達や家族など大切な人と一緒に飲んでください」と紹介しました。
■はたらくくるまと写真撮影
5月5日、森町体験の里アクティ森では、こどもの日に合わせて、はたらくくるまが大集合!消防車やパトカー、ショベルカーなどが登場し、多くの親子連れでにぎわいました。人気のホイールローダーでは、運転席に座って操作レバーを握り、運転手の気分を体験しました。パトカーや消防車の前では、活動服やヘルメットをかぶって写真を撮るなど、ゴールデンウィークを楽しみました。
■北海道森町桜まつりに出展
友好町の北海道森町では、4月27日から5月12日まで「第75回もりまち桜まつり」が開催されました。最終日の5月12日には太田町長や吉筋議長、産業課職員らが静岡県森町ブースを出展し、遠州森の茶の試飲や販売を行いました。今年は、北海道森町の職員も茶娘衣装を着て、森の茶のPRを行いました。南の森町のお茶は北の森町でも親しまれていて、持参したお茶は完売しました。
■アクティ森でダンスバトル!
5月12日、森町体験の里アクティ森の屋外ステージで「遠州舞踏会ダンスバトル!」が行われました。参加者58人がDJの選曲に合わせて即興で交互にダンスを披露し、より音楽に合ったダンスをしているかをトーナメント形式で競いました。ダンスバトルの様子はライブ配信されたほか、審査員として参加したダンサーやDJによるパフォーマンスも披露されました。
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