■親子で楽しく木工体験
森町建築工業組合(大川秀直組合長)主催「第13回プロが指導する夏休み親子木工塾」が7月28日、旧天方小学校体育館で開催されました。参加した親子らは、長椅子やキャスターワゴン等事前に選んだ作品を、苦戦しながらも同組合員のプロの大工から手ほどきを受け、協力して製作しました。子どもたちは、完成した作品をうれしそうに持ち帰りました。
■手話で自己紹介をしてみよう
町と社会福祉協議会は、中高生を対象にしたボランティア体験入門講座を開催しました。受講した生徒は、夏休みの土曜日を利用し、ボランティアの基礎知識や実技などを習得しました。7月20日に保健福祉センターで行われた手話講座では、手話の簡単な挨拶を学び、自己紹介をしました。生徒からは「手話をもっと学び、コミュニケーションツールを増やしていきたい」などの感想が聞かれました。
■消防団の活動を体験したよ
森町消防団(河口誉団長)は8月4日、子どもたちに消防団や防災への関心を高めてもらおうと拠点防災倉庫で車両展示会を開催しました。消防車の中を見学したり、運転席に座ったりと、多くの親子でにぎわいました。また、同展示会では、現場で実際に使用している消火ホースを使って放水体験も行われました。子どもたちは、水量と勢いに驚いた様子でしたが、団員と一緒に的を目掛けて懸命に放水しました。
■南の森町へようこそ
友好町の北海道森町から児童生徒9人らの訪問団が、7月30日から8月1日の2泊3日の日程で当町を訪れました。昭和63年に北海道森町へ訪問以降、毎年交互に訪問しています。子どもたちは、一緒に町内を散策したり、アクティ森で創作体験を楽しんだり、お茶の淹(い)れ方を学びました。コテージアクティで合同合宿を行った子どもたちは、すっかり打ち解けた様子で、絆(きずな)を深めることができました。
■児童館で夏のイベントを満喫
児童館は8月7日、保健福祉センターで夏休み小学生イベントを開催し、町内の小学生14人が参加しました。グループごとに分かれ、宝探しリレーやボールキャッチゲーム、すいか割りゲームを行い、夏休みの思い出づくりにと、イベントを満喫していました。最後には、屋外で仲良く水遊びを楽しみました。子どもたちは、水鉄砲やゾウの形をしたシャワーから出る水に触れ、走りまわって楽しんでいました。
■ゲームで楽しく英語を学ぼう
教育委員会主催の「ワンデイイングリッシュキャンプ」が8月6日と7日、午前は小学生(3〜6年)、午後は中学生を対象に文化会館で開催されました。講師は、小中学校で英語を指導しているALT(外国語指導助手)。参加者は、英語で自己紹介をした後、様々なゲームを英語で楽しみました。参加者からは「英語が苦手だったけど、ALTの先生と話ができて英語が好きになった」などの感想が聞かれました。
■城下の町並みを照らす「森ほたる」
8月10日から18日までの期間、城下地区で通りの軒先に手作りの行灯(あんどん)を並べる「森ほたる」が実施されました。平成19年から町中心部で始まった森ほたるは、コロナ禍をきっかけに規模が縮小されていましたが、城下森ほたるの会(幸田優子代表)が立ち上がり、城下地区で初開催されました。17日には、旧みなとや旅館周辺で納涼祭も開催され、訪れた人は、夏の夜の風情を楽しみました。
■継承される伝統行事「かさんぼこ」
8月13日と14日、中飯田、下飯田、円田、一宮大久保で「かさんぼこ」が行われました。「かさんぼこ」は、子どもたちが初盆の家で念仏和讃(わさん)を唱えて供養する行事で、霊の依(よ)り代(しろ)となる赤い布を垂らした唐傘(からかさ)(かさんぼこ)は、祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)の笠鉾(かさほこが)起源ともいわれています。子どもたちは、かさんぼこを先頭に鬼灯提灯(ほおずきちょうちん)を飾った盆車をひいて初盆の家々を訪ね、「そもそも遠州」など和讃(わさん)を唱えて霊を慰めました。
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