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自治体の皆さまへ

【特集】公共交通(3)

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静岡県沼津市

■覚えておきたい バスの乗り方 in沼津
(1)行き先と最寄りのバス停を確認しましょう
自宅や目的地に近いバス停を、スマホやおでかけマップで事前に確認しましょう!
(2)バス停でバスを待ちましょう
同じ名称で、違う行き先のバス停が道路の両側にあるので、目的地方面のバス停で待ちましょう!バス停の行き先と時刻表をもう一度確認。バスは道路状況により遅れることもありますので、市内を運行するバス会社3社が出している運行情報(バスロケーションシステム)をチェックすると便利です。
(3)乗車…の前に、乗降口を事前にチェック!
富士急シティバスと伊豆箱根バスは後ろの扉から乗車します。東海バスは前の扉から乗車します。そしてどのバス会社も前の扉から降車します。ちょっとくらい間違えても、運転手さんが優しく教えてくれますよ。
(4)いざ!どきどきの乗車!
乗車する際に、現金支払の人や回数券を利用する人は整理券を取るのをお忘れなく。交通系ICカード(バス会社3社の路線バスで利用できるようになりました)で支払をする人は、ICカードのマークをタッチ!小銭を準備する必要がなく、スムーズに乗降できるうえに、電車等に乗り換える際も楽ちんになりました。
(5)席に座る派or吊り革派
必ず座席に座るか吊り革等につかまるようにしましょう。また、お年寄りや体の不自由な人には席を譲りましょう。
バスが動いている間の両替や席の移動はNGです。スマホでの通話や大きな声でのおしゃべりもやめましょう。バスの車内は立派な公共空間です。
(6)降車ボタンを押しましょう
降りたいバス停が表示・アナウンスされたら、みんなの憧れである「降車ボタン」を押します。できればバス好きのキッズに譲りたいところですが、誰も押さないと通過してしまいますので、ご注意ください。
(7)お見事!目的地に到着
バスが完全に停車するまでは立ち上がったり、車内を歩いたりしないように。整理券の番号と電光掲示板に書いてある運賃表を参照して、運賃箱に整理券とお金(または回数券)を入れるか、ICカード決済をして前の扉から降車しましょう。定期券は運転手さんにはっきり見せてくださいね!

小学生は半額、未就学児は同伴する2人まで無料。中学生以上は大人と同じ料金がかかります!

■バスの乗り方 出前講座
市は10人以上のグループ・団体に対して、出前講座「バスに乗ろう!」でバスの乗り方を説明しに伺います。子供だけでなく、久しぶりにバスに乗る人や運転免許返納を考えている高齢者の皆さんも大歓迎です!
※詳細は、お問い合わせください。

問合せ:まちづくり政策課(交通政策室)
【電話】055-934-4759

■返納後はバスが便利! 運転に不安のある高齢者を支援しています
運転に少しでも不安を感じている人は、運転免許証の自主返納を考えてみませんか。
自主返納すると、5千円分のバス・タクシー利用券を進呈します。
対象:市内に住む65歳以上で、有効期間内の運転免許証を自主返納した人
支援内容:本人及び家族が市内協力事業者で利用できるバス・タクシー利用券5千円分(100円券×50枚)の交付
※運転免許証の更新をせずに失効した場合は、自主返納になりません。
※利用券には有効期限があります。
※申請方法等の詳細は、お問い合わせください。

問合せ:生活安心課(交通・防犯対策係)
【電話】055-934-4742

■公共交通と自転車の素敵な関係
皆さんが公共交通と聞いて、まず始めに思い浮かべるのは、今回紹介しているバスや電車、タクシーではないでしょうか。
市では、公共交通と連携できる移動手段として、誰もが一度は乗ったことがあるであろう「自転車」利用を推進しています。通勤や通学、買い物、週末の散策等に活用できる自転車は、単に移動手段としてだけではなく、環境負荷の低減や健康増進という視点からも大きな期待が寄せられています。
毎日自転車に乗っているという人も、たまにしか乗らないという人も、沼津のまちを自転車に乗ってポタリング(※)してみませんか。意外な便利さや楽しさなど新たな発見があるかもしれません。
市では、道路の整備や自転車マナーの啓発活動、便利なシェアサイクルサービスの推進など、様々な取り組みを進めており、自転車の利用環境を向上させることで「行きたいまち、住みたいまち。」を目指しています。公共交通と並ぶ移動手段としての自転車が皆さんの暮らしをより豊かにするため、引き続き取り組みを進めていきます。
※ポタリングとは、目的地を特に定めることなく自転車で散歩するようにゆったり走ることを意味します。

■公共交通とともに、いつまでもにぎわう持続可能な沼津を
公共交通離れが進む昨今、過度な車依存は郊外に人口が分散する都市構造を形成し、中心市街地の衰退をもたらします。
駅周辺の市街地を車中心からヒト中心の魅力ある場所へと再生し、沼津がいつまでも誇り高い、元気なまちであり続けるために、私たちには何ができるでしょうか。
日常の移動手段として、自ら運転することができない高齢者や障がいのある人等の身近な生活の足として、また人口減少や少子高齢化に対応したコンパクトなまちづくりを進めていくうえでも、公共交通は欠かすことのできない役割を担っています。
誰もが安全・安心に利用でき、持続可能な公共交通を目指し、これまで事業者任せだったことを、事業者と行政、そして利用者である私たちも一体となって取り組んでいくことが求められています。
公共交通を取り巻く環境は決して楽観できるものではありません。「自分はマイカーで移動するから関係ない」「今後もバスを利用する予定はない」と思っている人も、公共交通についてちょっと考えてみませんか。市民一人ひとりの行動がまちの活力を維持する大切なアクションにつながります。
過度な車社会から解放されることは、いろんな人にとって〝いいこと〟がたくさんあるんです。
まちなかの渋滞抑制やCO2の排出量削減、車の運転に不安がある高齢者の事故防止、そしてバス停まで移動することで、知らず知らずのうちに消費カロリーがアップするなんてことも!?
通勤や通学などウィークデイの移動手段、休日にまちに買い物に出かける際のアクセス方法として。また、普段徒歩や自転車で移動している人は雨風の強い日の代替移動手段としてでもいいでしょう。きっかけはどんなことでもかまいません。市内を走るバスに乗ってみましょう。

問合せ:まちづくり政策課(交通政策室)
【電話】055-934-4759

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