8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震発生に伴い、同日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)が発表されました。幸い湖西市に、地震は発生しませんでしたが、引き続き、地震への備えをしましょう。
◆南海トラフ地震臨時情報とは?
過去には、南海トラフの東側と西側で大規模地震が時間差で起きた事例があります。
南海トラフでマグニチュード6.8以上の地震が起きた場合や、いつもと違う「ゆっくりすべり」という現象が観測され、注意が必要と判断される場合には、気象庁から「南海トラフ地震臨時情報」が発表されます。
※地震の予知ではなく、注意を促す情報です。
(!)地震は一度では終わらないかも
~時間差で起きる場合も~
〔過去事例〕
南海トラフ巨大地震の想定震源域
[東側]
・1854年 安政東海地震 M8.6
↓ 約32時間後
[西側]
・1854年 安政南海地震 M8.7
・1944年 昭和東南海地震 M8.2
↓ 約2年後
・1946年 昭和南海地震 M8.4
※Mはモーメントマグニチュード
※西側で先に大規模地震が発生する可能性もあります。
出典:内閣府ウェブサイト
※詳しくは、本紙11ページをご覧ください。
◆地震への備えはできていますか?
過去の災害では、建物の倒壊や火災、津波による浸水など大きな被害が生じています。改めて自分でできる防災対策や災害に対する備えを確認しましょう。実際に地震が発生したら、まず命を守る行動をとれるように、大きな揺れを想定した対策をしましょう。
・屋外にいるときは、頭上からの落下物に注意し、近くの公園などに避難しましょう。電柱、ブロック塀などの倒壊の危険がある場所を確認しておきましょう。
・津波浸水の恐れがある地域では、近くの高台、ビルなどの避難場所を確認しておきましょう。
・災害の規模が大きくなるほど、自助(自分の身は自分で守る)による備えが重要です。被災後の生活のために、1人あたり1週間分(非常持ち出し用3日分+4日分)の食料や水などの備蓄をしましょう。
・家具などが転倒すると、下敷きになったり逃げ道がふさがれたりします。
固定器具や転倒防止グッズを使って固定しておきましょう。
◆家具の固定を無料で実施しています
対象者:
(1)令和6年3月末時点で満65歳以上のみの人で構成される世帯
(2)令和6年3月末時点で満65歳以上の人および18歳未満の人のみで構成される世帯
(3)障害者手帳(身体・療育・精神)のいずれかの交付を受けている人または児童扶養手当を受給している世帯
(4)自主防災会が推薦する世帯
申込期限:令和7年2月28日(金)
その他:申込方法など詳しくは、右の二次元コードからご確認ください。
※詳しくは、本紙11ページをご覧ください。
問い合わせ先:危機管理課
【電話】053–576–4538
【FAX】053–576–2315
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