◆女子も男子も一緒に成長するしくみ
スポーツ庁が発表した「令和5年度スポーツ実施状況等に関する世論調査」によると、10代の女性は、運動実施率(週1回以上の運動)が男性より13%低いそうです。このような差が生まれる背景として、男の子は外で遊び、女の子は家の中で遊ぶなど幼少期の「遊びの違い」が考えられます。そのため、幼少期から性別関係なく、ボール遊びやリズム運動を一緒にやることで身体活動量が増え、将来の運動離れを減らすことにつながるといわれています。
◆暮らしの中で育つ“無意識”の偏見
かつての教育現場では、男女別名簿が主流でした。『男子が先』と無意識に感じてしまうことや、「男子は」「女子は」と性別でグループ分けしてしまうといった考え方が生まれると考え、男女混合名簿が推奨されるようになりました。また、学校の掲示物でも性別ごとに絵を分けていたところもありました。見る人も描いた子も男女の色や好みについて無意識に影響を受けていました。自分自身では気づいていない無意識の偏見を「アンコンシャス・バイアス」と言い、無意識であるがゆえに気づきにくいです。日頃は意識していない自分自身の「アンコンシャス・バイアス」について考えてみましょう。
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