夜間に地震が発災したことを想定した防災訓練を実施します。
昼間と異なる環境や雰囲気を体験し、夜間の避難で注意すべき点の確認や避難経路の確認を行いましょう。
日時:8/31(土)19:00~20:30
実施対象地域:市内全域
夜間危険度再チェック訓練の流れ:
(1)17:00に、同報無線による事前告知放送があります
(2)19:00の同報無線による地震発生の合図を受け、身の安全を確保する行動を取ってください
(3)安全を確保後、火の元などを確認し、懐中電灯など、夜間避難に対応した非常持出品と「わが家の安否確認カード(訓練用)」を持って、指定(緊急)避難場所へ避難してください
(4)その後、安否確認場所へ移動して「わが家の安否確認カード(訓練用)」を使用して、家族の安否状況を報告してください
※夜間のため、交通事故に十分注意してください。
※備蓄品などの家庭の対策についても、この機会に再点検を行いましょう。
■わが家の安否確認カード
大規模地震発生後は、安否確認が重要です。
市では、大切な家族の迅速な安否確認のため「わが家の安否確認カード」を導入しています。
使い方:非常持出袋に入れておくなど、避難の際にいつでも持ち出せるようにして、訓練時や災害時に使用してください。
配布方法:お住まいの地区の自治会・町内会で、配布を行っています。紛失した場合は、自治会・町内会、または地域防災課に問い合わせてください。
■夜間の地震に備える
地震は日中に発生するとは限りません。
日中だけでなく夜間に起こることも想定して準備をしましょう。
夜間の地震に備える対策のポイントを紹介します。
▼明かりの確保
発災時は、普段点灯している路地の街灯などが停電により消えていることが予想されます。懐中電灯やヘッドライト、乾電池など明かりの備蓄ができているか確認しましょう。
▼靴を近くに
発災後は、道路の損壊や家屋の倒壊などが予想されます。また、屋内でもガラスや陶器が割れて散乱している可能性があります。
スムーズに避難行動ができるよう、歩きやすい靴を寝室に置くなど準備をしましょう。
▼外出できる服装の用意
発災後は、着の身着のままで避難をする状況となることが予想されます。
持ち出し品に、外出できる服装を用意しておきましょう。夜間は明るい服装だと安心です。
■事前にできる対策
就寝中に地震が発生すると、起きているときに比べて、とっさの行動ができない可能性があります。
日頃から、事前にできる対策を行っておきましょう。
▼家具の固定
本棚やテレビなど、地震が起きたときに倒れる可能性がある家具は固定しましょう。高さや重量がある家具や家電は、命の危険につながります。
▼耐震シェルターや防災ベッド
就寝中の体を落下物などから守るために、「耐震シェルター」や「防災ベッド」の設置も有効です。
▼避難ルートの確認
夜間は昼間と比べて周りの様子が見えにくいことが予想されます。日頃からどのルートでどこに行けばよいか確認をしておきましょう。
▼避難のワンポイント
○原則、車での避難はしない
車で避難することはリスクを伴います。道路の損傷があったり、信号機の状態によっては交差点の通過も難しかったりすることが予想されます。二次被害を防ぐためにも原則徒歩での移動が推奨されます。
また、運転中に地震が発生したら、急ハンドル・急ブレーキをせず、ゆっくりと路肩に停車しましょう。
問合先:地域防災課
【電話】623-2554
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