SDGs(持続可能な開発目標)は、「誰一人取り残さない」という理念のもと、2030年までに達成を目指す世界共通の目標です。SDGsには、未来を実現するため17のゴール(あるべき姿)が設定されています。今回はその中から2つのゴールを紹介します。皆さんができる取り組みを考えてみましょう。
■ゴール17 パートナーシップで目標を達成しよう
誰一人取り残さない持続可能な社会を実現するためには、国や企業、専門家、個人などが相互に協力し合うことがとても重要です。また、社会問題を解決するため、それぞれの立場や強みを生かしてパートナーシップを組むことが有効です。発展途上国においては、資金、技術の支援が必要とされています。ODA(政府開発援助)による先進国の政府からの援助や、民間企業の長期的な投資などが行われています。
市の取り組み:
・自治会やコミュニティ協議会、NPOなど多様な主体との協働
・1%地域づくり活動交付金制度
・民間企業との包括連携協定
私たちにできる取り組み例:
・家庭や学校などでSDGsについて話し合いましょう
・SDGsに携わる団体の活動やイベントに参加しよう
○一人ひとりの行動が目標達成の大きな力に
令和3年6月号から隔月でSDGsの17のゴールを掲載してきました。達成には一人ひとりの取り組みが大切です。それぞれのゴールで「私たちにできる取り組み例」を紹介していますので、まず、身近な事から自分にできることを考え実行してみてください。例えば、食品の買い溜めを控えたり、省エネを心掛けたりすることで、食品ロスの削減や気候変動対策に繋がっていきます。一人ひとりの行動が社会を変える大きな力となります。市では、SDGsの視点を総合計画をはじめ、各個別計画に取り入れ、全庁的に推進していくことで、引き続きSDGsの達成を目指していきます。
問合せ:企画政策課 企画係
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