高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心して暮らし続けるための〝見守り〞を紹介します。
■01 関係機関と連携した市の見守り
地域包括支援センター
市では、高齢者に関する相談窓口として地域包括支援センターを設置しています。保健師、主任ケアマネジャー、社会福祉士が所属し、それぞれの専門性を活かして相互に連携し、相談や支援業務にあたります。電話や来所のほか、訪問による相談も行っています。まずは、お近くの窓口へ気軽に相談ください。
地域包括支援センターの詳細は、市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい
◇どんな支援があるの?
・相談
高齢者の皆さんやその家族など介護に関する悩みや相談に対応します。
・自立支援
介護予防サービスの利用や事業紹介など介護予防に向けた支援をします。
・権利を守る
成年後見制度の紹介や、虐待の早期発見、消費者被害などに対応します。
・連携した支援
ケアマネジャーなどの関係者や関係機関と連携し高齢者を支援します。
◇お近くの窓口で些細なことでも気軽に相談ください
・小笠地域にお住いの人 あかっち窓口
場所:家庭医療センター(あかっちクリニック内)(住所…赤土1055-1)
日時:平日午前8時15分~午後5時
【電話】73-1818
・菊川地域にお住いの人 けやき窓口
場所:プラザけやき1階長寿介護課窓口(住所…半済1865)
日時:平日午前8時15分~午後5時※水曜日は午後7時まで
【電話】37-1120
■02 身近な人でつなぐ地域の見守り 高齢者見守りネットワーク
302カ所の団体に協力いただいています※8月31日時点
高齢者見守りネットワークとは、高齢者が住み慣れた地域で安心して生活できるよう、地域の皆さんで見守り、支えていくネットワークのことです。菊川市では、医療機関をはじめ、郵便局や薬局、スーパー、コンビニなど高齢者が立ち寄りそうな場所や、変化に気付きやすい機関に協力いただき、高齢者の見守りや地域包括支援センターの周知などを行っています。
詳細は、市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい
◆見守り事業所として協力いただける事業所を募集しています
◇活動内容
・見守りと地域包括支援センターの周知
高齢者やその家族が悩み事を一人で抱え込まず、相談につながるよう、日頃の業務に差し支えのない範囲での見守り活動や、地域包括支援センターの周知に協力いただきます。
・高齢者の見守り力の向上
市が発行する、高齢者の見守りに関する情報誌「みんなの目」を事業所内で回覧するなど、高齢者の見守り力向上に協力いただきます。
「みんなの目」のバックナンバーは市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい
◇登録の流れ
・地域包括支援センターへ申し込み
地域包括支援センター【電話】37-1120へ電話で連絡ください。その後、同意書に記入していただき高齢者見守り事業所として登録されます。
※登録や活動に費用はかかりません。
・高齢者見守り啓発ステッカー
高齢者見守り事業所として、登録いただいた事業所には、啓発ステッカーを配布しています。ステッカーは店内の目立つところに掲示されています。
■みんなも一緒に見守ろう 見守りQRコードシール
◇事前登録・QRコードシール配布事業とは?
市では、認知症により道に迷うなどの心配がある人を対象に、事前に名前や連絡先などを市の名簿に登録し、事前登録番号とQRコードが印刷されたシールを配布しています。このシールを衣服などに貼り付けた高齢者が道で困っているような場合は、優しく声をかけ、QRコードを読み取ってください。読み取ると、地域包括支援センターと菊川警察署の電話番号が表示されます(個人情報は表示されません)。表示番号に連絡すると、関係機関による利用者の保護や家族への連絡が行われます。詳細は、市ホームページ(右記)をご覧ください。
※二次元コードは本紙またはPDF版をご覧下さい
※「QRコード」は(株)デンソーウェーブの登録商標です。
◇貼付イメージ
目に付きやすいところに貼っています(帽子のつば、衣服の首元や二の腕付近など)
※詳細は本紙またはPDF版をご覧下さい。
■健康で元気に暮らせるまちづくりを
市では、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、相談対応や見守り活動に取り組んでいます。今後も地域の皆さまに協力をいただきながら住みやすいまちづくりに努めます。お困りのことがありましたら、お気軽に地域包括支援センターまでご相談ください。
長寿介護課 黒田寿通(としみち) 課長
問合せ:長寿介護課包括支援係(プラザけやき内)
【電話】37-1120
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