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自治体の皆さまへ

子どもを健やかに育むために

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静岡県藤枝市

近年、子どもに関する問題は複雑化、複合化しています。本市では、妊産婦から子育て家庭、子ども、若者まで途切れなく寄り添う包括的な支援体制を強化するため、県内でいち早く「藤枝市こども家庭センター」を創設しました。子育ての悩みはひとりで抱え込まず、相談してください。

■11月は児童虐待防止月間です
児童虐待に関する相談件数は、全国的に増加傾向にあります。本市でも虐待相談件数は年々増加しており、子育てに困難を抱える家庭がこれまで以上に顕在化してきています。
児童虐待は、自分たちだけで解決するのがとても難しい問題です。相談してみることで、ひとりでは気づかなかった解決方法が見つかるかもしれません。ひとりで悩まずに相談してください。

■しつけと体罰(虐待)は違います!
しつけとは、基本的な生活習慣や社会のルール・マナーなど、生きていくために必要なことを子どもが身につけられるよう、大人が手本を示すなどして繰り返し働きかけることです。暴力などで子どもを脅したり、従わせたりすることではありません。
たとえ保護者がしつけのためだと考えていても、必要以上にきつい言い方や、暴力をふるうなど、子どもにとって有害であれば、それはしつけではなく体罰です。

○虐待相談対応件数の推移(児童相談所)

参考:令和5年度全国児童福祉主管課長・児童相談所長会議資料

■子どもへの体罰(虐待)などは許されません!
体罰は、取り返しのつかない怪我につながることがあります。はじめは軽い体罰だったとしても、子どもに言うことを聞かせるためと次第にエスカレートし、深刻な外傷を与える可能性があります。
痛みや恐怖で言うことを聞かせても、怒られる原因となった根本の理由を子どもが理解できないため、善悪の判断や社会規範の学びにはつながりません。
体罰は、子どもに「暴力」を教えることです。体罰を受けた子どもは「暴力で怒りを表現しても良い」と間違った学びを得ます。
また、体罰は、体罰を見ている子どもにも悪影響を及ぼします。体罰を受けている子どもの痛みや恐怖は、その様子を見ている子どもにも心理的なダメージを与えます。

■地域で子育て家庭を温かく見守りましょう
子育てについて、少しでも困ったことや不安なことがあれば、こども・若者支援課や保健センターにぜひご相談ください。また、地域の子育て支援センターなどに子どもを連れて出かけてみましょう。
子育て家庭が安心して暮らしていくためには、妊産婦や子育て中の保護者が孤立しないサポートが必要です。地域でのさりげない声かけや手助けなど温かいサポートをお願いします。心配な家庭などを見かけたら、ご連絡ください。

■11月12日~25日は「女性に対する暴力をなくす運動」期間です
配偶者や恋人などからの暴力(DV)に悩んでいませんか。ひとりで悩まずにご相談ください。お近くの相談窓口におつなぎします。

■「もしかして虐待!?」と思ったら、ためらわずに相談・通報をお願いします。
児童相談所虐待対応 3桁ダイヤル【電話】189(いちはやく)
※24時間・休日も対応
※近くの児童相談所につながります。匿名可。秘密は守ります。

・県中央児童相談所【電話】646・3570
(平日)午前8時30分~午後5時15分
・市こども・若者支援課【電話】643・7227
(平日)午前8時30分~午後5時15分

問合せ:こども・若者支援課
【電話】643・7227

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