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令和5年度 決算報告 藤枝市の家計簿 〜〝幸せになるまち〞の実現へ〜(1)

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静岡県藤枝市

令和5年度に市民の皆さんに納めていただいた税金は、よりよい市民生活を実現するために、さまざまな形で活用しました。税金の使い道などを市民の皆さんに知っていただくために、令和5年度決算をお知らせします。

【一般会計】
◆歳入

○総務費・教育費
市制施行70周年・サッカーのまち100周年記念事業費…1,532万円
市制施行70周年およびサッカーのまち100周年を記念し、全国公募により決定したロゴマークを使用して、両周年を市内外に発信しました。
また、藤枝総合運動公園サッカー場の屋根付き観客席増設工事の完成式を兼ねて、サッカーのまち100周年記念式典を開催しました。

○事業を効果的に行うために、基金(貯金)を活用
市の事業を効果的・効率的に進めていくために、いくつかの基金を積み立てています。令和5年度は、財政調整基金に0.4億円、減債基金に1.5億円を積み立てました。
また、市立総合病院施設整備のための基金を設立し、17億円を積み立てました。

○合併以降、市債(借金)残高は15年連続で減少
道路整備などのために借りたお金の残高は、令和5年度末で659.8億円となりました。
合併以降、15年連続で減少しており、合計で373.8億円(36.2%)減らしました。

◆歳出

○民生費
認定こども園整備の支援…4億6,904万円
幼児教育と保育環境の充実を図るため、高洲こども園の新園舎建築工事など、認定こども園の施設整備事業に対して支援を行いました。

○教育費
学校施設環境の充実…1億7,862万円
子どもたちが快適に学校生活を送ることができるよう、小学校のトイレの洋式化と、中学校の特別教室に空調設備の整備を実施しました。

○土木費
旧市街地総合再生の推進…8,880万円
藤枝旧市街地エリアの回遊性向上と交流人口の増加などを図るため、新たに「岡出山小こ路みち」を整備しました。
また、旧東海道周辺の裏道などの再整備のため、測量や設計を実施しました。

◆財政用語解説
≪歳入≫
○自主財源 市税や市の施設の使用料など、市が独自で調達できるお金
市税:市民税や固定資産税など、市民の皆さんが納めた税金
諸収入:貸付金元利収入など
繰越金:前年度から本年度へ持ち越したお金
寄附金:ふるさと応援寄附金など
財産収入:市有地売却収入など
その他:繰入金、公共施設の使用料、各種手数料など

○依存財源 地方交付税や国・県支出金など、国や県から交付されるお金
国庫支出金・県支出金:市の特定の事業に対し、財源の一部として国や県が支出するお金
地方交付税:地方の財政格差をなくすため、国から地方公共団体へ交付されるお金
地方消費税交付金:消費税のうち地方消費税として一定の基準により国から配分されるお金。消費税増税による増収分は、社会保障経費に充てます。
市債:道路や公共施設を整備するために、国や銀行などから長期にわたって借り入れるお金
その他:地方譲与税、法人事業税交付金、株式譲渡所得割交付金など

≪歳出≫
民生費:高齢者福祉や障害福祉、児童福祉などの経費
衛生費:ごみ、し尿処理、予防接種、健康診断などの経費
土木費:道路や公園の施設整備・維持管理などの経費
総務費:総務管理や企画・税務事務などの経費
教育費:学校や図書館などの改築・維持管理などの経費
公債費:市の借金などの返済経費
労働費:労働対策などの経費
消防費:消火・救急活動などの経費
商工費:商工振興、観光振興などの経費
その他:農林水産業費、災害復旧費、議会費など

・歳入は、令和4年度より約39億9,445万円増
歳入(市の収入)は、令和4年度と比べて全体で約39.9億円増加しました。
主な要因としては、病院事業会計貸付金収入などで諸収入が15.7億円増加したこと、市有地売却収入などで財産収入が6.2億円増加したこと、地方交付税が6.1億円増加したこと、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金などで国庫支出金が5.5億円増加したことが挙げられます。

・歳出は、令和4年度より約42億9,084万円増
歳出(市の支出)は、令和4年度と比べて全体で約42.9億円増加しました。
主な要因としては、病院施設整備の基金積立金などで衛生費が21.6億円増加したこと、住民税非課税世帯などへの物価高騰対策給付金の支給などで民生費が17.1億円増加したことが挙げられます。

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