◆特別支援教育支援員・学校生活支援員の1日に密着! in 青島小学校
児童生徒の学校生活をサポートする支援員には、全小中学校に配置されている「特別支援教育支援員」と、小学校低学年を中心に支援する「学校生活支援員」がいます。いずれも対象の学校に数名ずつ配置され、児童生徒の学校生活が充実するよう、学習や生活の支援を行っています。
(1)9:00 国語の授業支援
教室内の様子を見ながら児童に声をかけていきます。児童は安心して学ぶことができ、また、担任は学級全体へ目を向けながら授業を進めることができます。
(2)10:00 休み時間の見守り
休み時間になると児童の見守りを行います。児童同士にトラブルがあった際は、自分たちで解決できるよう見守ります。また、安全確保にも努めています。
(3)11:00 体育の授業支援
体育や図工など実技を伴う授業の支援も行います。教室の移動を支援するほか、授業中は安全面に配慮したサポートを行います。
(4)12:10 給食の補助
給食の準備補助や片付けの支援を行います。また、食物アレルギーのある児童生徒が在籍する学校では、担任とメニューをダブルチェックすることもあります。
(5)13:30 下校の見守り
低学年の児童の下校を見守ります。また、1日の活動内容や児童の様子などを教頭や担任に報告したり、支援員同士で情報共有したりします。
○青島小学校 特別支援教育支援員 山内裕子(ゆうこ)さん
大変なこともありますが、嬉しいこともたくさんあります。日々、子どもに寄り添った支援をしようと心掛けています。青島小学校では、児童数が多くそれに比例して支援員も多く配置されています。支援するクラスも変わるため、どの支援員が入っても同じサポートができるよう、学校や支援員同士の連絡を密にしています。
○青島小学校 学校生活支援員 菅原知津子さん
支援する中での出来事は毎日異なり、それが楽しくやりがいを感じます。子ども一人一人への対応はそれぞれ異なり、その子にとってどんな支援がベストなのかを考えながら試行錯誤しています。子どもの本音を聞けるよう常に心掛けており、日々の支援の積み重ねの結果、子どもが成長する様子を間近で見られるのは嬉しいです。
○~子どもたちの支援員へのおもい~
「担任の先生以外の先生(支援員)がいることはをどう思いますか」に対し、97.7%の児童が「よい」と回答!
※令和5年 市内抽出校1校の1・2年生214人対象の調査より
・休み時間に一緒に遊んでくれて楽しい!
・勉強がわからないときに教えてくれてうれしい!
◆ICTを活用した授業
平成29年度から全国に先駆けて小中学校に電子黒板やタブレット端末、校内通信ネットワークの整備を行いました。令和3年度にはすべての児童生徒にタブレット端末を配備し、授業や家庭学習などで活用しています。
○タブレット端末…自分の意見や答えを入力
タブレット端末を使って問題を解いたり、映像教材を見たりすることができます。また、クラス全員の意見を瞬時に集約し、表示することもできます。
○電子黒板
常設されたプロジェクターで映像を投影し、ペンなどで書くことができます。表示された映像は、データとしてパソコンやタブレット端末に保存できます。
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