絶景・グルメ・観光 海じまん山じまん(1)

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静岡市には、標高3,000m級の南アルプスの山々や、水深2,500mの駿河湾があり、海と山の両方の魅力にあふれています。
今回はそんな静岡市の海と山の魅力をとことん深掘りしていきます。

■海と山それぞれの魅力を地元の皆さんと一緒に紹介します!
▽オクシズ　静岡は奥が深い。
静岡市の面積の約80%を占める中山間地域を、「オクシズ」と呼んでいます。そこには、わさび・お茶などの作物や加工品以外にも地域特有の風習や祭事などの伝統文化、棚田や茶畑といった美しい景観が今も多く残っています。

▽しずまえ
「しずまえ」は、静岡市の前浜(駿河区石部～清水区蒲原)のことで、用宗漁港、清水港、由比漁港の3つの港があります。ここで水揚げされる魚介類を「しずまえ鮮魚」と呼んでいます。その種類は数百種類ともいわれており「魚」だけでなく、甲殻類や貝類も含みます。桜えびはもちろん、アワビやサザエなど、さまざまな「しずまえ鮮魚」が獲れます。

■絶景
どちらも一度は見たい静岡限定の大パノラマです。

▽海じまん　桜えびの天日干し(富士川河川敷)
日本でただ1か所、駿河湾でしか獲れない桜えび。春と秋の漁期に由比港に水揚げされた桜えびが、翌朝、蒲原の富士川河川敷に天日干しされます。
桜えびでピンク色に染まった河川敷と、そこから見える富士山は季節の風物詩として親しまれています。
桜えび漁：[出漁期間]春…3月下旬～6月上旬、秋…10月下旬～12月下旬

▽山じまん　井川の大自然(井川地区)
井川地区には、新緑や紅葉の景観が見事な畑薙大吊橋、ユネスコエコパークに登録された自然が残る南アルプスなど、たくさんの絶景スポットがあります。春・夏は豊かな緑、秋は紅葉、冬は雪を被った山々など四季折々の顔をのぞかせ、私たちを楽しませてくれます。井川湖渡船に乗って、雄大な大自然を真近に感じるのがおすすめです。
井川湖渡船(要予約・乗船無料)：予約サイト「オクシズばった」からどうぞ(本紙5ページ掲載)