高齢者への日常の世話や認知症等の介護は、長期にわたるほど介護者に疲れがたまり、心に余裕がなくなり、気づかないうちに虐待につながることがあります。
■あなたは大丈夫?虐待のサイン(一例)Check
・体に痣(あざ)や外傷を与える等の暴力をふるう身体的虐待
・食事を与えない、不衛生にするなどの介護放棄
・著しい暴言や無視を続けてしまうなどの心理的虐待
・合意なく本人の金銭を使用したり、制限をしたりする経済的虐待
・性的な嫌がらせや裸にさせるなどの性的虐待
■虐待?と思ったら相談窓口
秘密は厳守しますので、安心してご相談ください。
・地域包括支援センター「まるけあ」
お近くのまるけあは、市HPからご確認ください。
・各区高齢介護課(葵【電話】221-1089駿河【電話】287-8678清水【電話】354-2019)
■虐待を防ぐために…
▽普段から相談できるかかりつけ医を持ちましょう
普段から、かかりつけ医と「身体や介護の困りごと」について気軽に話せる関係を築きましょう。
▽介護負担を軽減するためにサービスや制度を利用しましょう
さまざまなサービスや制度がありますので、担当のケアマネジャーや、まるけあにご相談ください。
▽元気な今から「介活(かいかつ)」(将来の介護に備えた活動)をしましょう
介護が始まる前から、介護が必要になった時に備えて家族などで「介護される側の希望や介護する側の事情」について話す機会を持ちましょう。
▽地域みんなで支え合いましょう
ご近所からの何気ないあいさつや励ましが救いになることや、周囲の助けで高齢者の徘徊(はいかい)などもおさまることがあります。地域の皆さんの温かい見守りが介護者の助けになります。
■介護について考えてみませんか?介護と暮らしの講演会・みんなで支える介護
要介護者との向き合い方や、将来の介護に備えるために必要な準備として公的制度の利用方法や介護の心構え等について、主任介護支援専門員の資格を持つ講師から学びます。
日時:11/29(金)、13:30~15:00
場所:みなくる
講師:松浦(まつうら)まり子(こ)氏(「まんまる」代表理事)
募集人員:50人(無料)
申込み:電話で、市コールセンター
【電話】200-4894へ[11/6(水)~・申込順]
問合せ:地域包括ケア・誰もが活躍推進本部
【電話】221-1203
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