■山内浩平(やまうちこうへい)さん
静岡科学館ボランティア「る・く・るナビゲーター」
※関連記事を本紙1、2ページに掲載
▽「みる·きく·さわる」で科学の楽しさを伝えます
静岡科学館る・く・るに来館する皆さんが充実した体験をできるように、「る・く・るナビゲーター」の活動を行っている山内浩平さんにお話を伺いました。
―活動内容を教えてください。
常設展示物の使い方や科学のふしぎを紹介する「展示物支援」、毎月開催の『わくわく科学工作』で、体験者の工作をサポートする「工作支援」、そのほか、企画展等で科学普及のサポートをする「イベント支援」を行っています。
ナビゲーターは各コーナーの研修を受けてから活動を始めます。私は、親子で協力する様子などを見ることが楽しいので、親子を対象とする科学工作のサポートが好きです。
―る・く・るナビゲーターになったきっかけを教えてください。
きっかけは市の広報紙です。ナビゲーター募集の記事を見て応募しました。
もともと県自然観察指導員もしていて自然科学に興味があったからです。17年以上前のことになります。
―活動の中で大事にしていることを教えてください。
参加体験型科学館として、一期一会の接遇を大切にしています。来館者の皆さんからの質問には、すぐに答えを教えるのではなく、体験を通して自ら考えてもらい、気づきに導くことを心がけています。
また、私自身も「フィボナッチ数列」や「ジャイロ効果」といった専門用語を調べ、科学の視点で展示物を解説できるように、スキルアップに努めています。
―最後に、市民の皆さんにメッセージをお願いします。
研究者と一緒に科学を深掘りする「科学茶房」や、夜の科学館を満喫できる「オトナ楽しむカガクカン」など、大人も楽しめる事業も多くありますので、幅広い世代の皆さんにご来館いただきたいです。私たちナビゲーターと科学のふしぎを楽しみましょう!
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