■香川にも津波(つなみ)はやって来る(1) ~南海トラフ地震(じしん)の被害(ひがい)想定~
南海トラフ地震が発生した場合、香川県で起こる津波の最高水位予測(よそく)は3メートルを超(こ)えるところもあります。津波は第1波よりも、第2波以降(いこう)の方が大きくなる可能性(かのうせい)があるため、半日以上は安全な場所に避難(ひなん)することが重要(じゅうよう)です。
◯津波による死者数 約(やく)4,600人
※南海トラフ(最大クラス)の地震・津波による被害想定(香川県地震・津波被害想定調査報告書(2014年)より)
*:少ないが被害がある
◯津波
《最高水位予測》
※南海トラフ最大クラスの地震の場合
・伊吹漁港 3.7メートル
・観音寺港 3.4メートル
・丸亀港 2.9メートル
・高松港(玉藻地区) 2.6メートル
・牟礼港 3.7メートル
・志度港 3.8メートル
・内海港 3.4メートル
・引田港 3.0メートル
水位30センチの津波でも人が流されてしまう恐(おそ)れがあります。また、漂流(ひょうりゅう)した車や家屋などに着火し、火災(かさい)が拡大(かくだい)することもあります。
◯液状化
地盤(じばん)全体が傾(かたむ)き、建物(たてもの)の倒壊(とうかい)や道路の損壊(そんかい)を引き起こします。道路が通行できず、速やかな避難の妨(さまた)げとなる可能性があります。
大事なのは、住んでいる地域(ちいき)のリスクを知ること。揺(ゆ)れから身を守る対策(たいさく)と、被害を想定した避難経路(けいろ)・避難場所を日頃(ひごろ)から考えておきましょう。
◎香川大学 金田義行特任教授(かねだよしゆきとくにんきょうじゅ)
◎ハザードマップはここから確認(かくにん)
※詳細は広報紙10ページの二次元コードをご覧ください。
◆かがわ県民(けんみん)防災意識(いしき)向上プロジェクト
◯かがわ防災チャレンジ
コードを読(よ)み込(こ)んでポイントゲット!
※ポイント付与期限(ふよきげん)10月5日まで
※詳細は広報紙10ページの二次元コードをご覧ください。
問い合わせ先:危機管理課
【電話】087-832-3242
<この記事についてアンケートにご協力ください。>