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自治体の皆さまへ

今こそ!防災(ぼうさい)(1)

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香川県

■能登半島地震(のとはんとうじしん)を知る~避難所(ひなんじょ)を訪(おとず)れて感じたこと~
連載(れんさい)「今こそ!防災」として、1年間、防災に必要(ひつよう)な情報(じょうほう)をお届(とど)けします。第1回の4月号では、被災地(ひさいち)に支援物資(しえんぶっし)を届け、避難所運営(うんえい)の状況把握(じょうきょうはあく)をするために石川県珠洲市(すずし)を訪れた、香川大学四国危機管理(ききかんり)教育・研究・地域連携推進機構(ちいきれんけいすいしんきこう)地域強靭化(きょうじんか)研究センターに県から派遣(はけん)されている園田恒亮(そのだこうすけ)さんに話を聞きました。今こそ、ご家族で防災について考えてみませんか。

◯地域住民(じゅうみん)主体で避難所を運営
訪れた避難所で印象(いんしょう)深かったのは、地域住民の方が中心になって生活ルールを作成(さくせい)されていたことです。私(わたし)が訪れたときは多くの支援物資が届く一方で、断水(だんすい)でトイレや炊(た)き出しに使う生活用水が不足(ふそく)している状況でした。その中で毎日会議(かいぎ)を行い、トイレの管理や食事の配膳方法(はいぜんほうほう)などを随時更新(ずいじこうしん)しながら確認(かくにん)していました。決まったルールは小学生が作る「避難所新聞」でも発信(はっしん)。新聞づくりを通して、子どもたちにも担(にな)える役割(やくわり)があるんだ、と気づかされました。

◯トイレも事前の準備(じゅんび)が重要(じゅうよう)
断水のため生活用水として井戸水を利用(りよう)している避難所もあり、断水に備(そな)えた水源(すいげん)の確保(かくほ)の重要性(じゅうようせい)を感じました。
また、避難所ではトイレの衛生(えいせい)管理に苦労(くろう)をしており、災害(さいがい)用トイレの使用方法の周知徹底(しゅうちてってい)が難(むずか)しく、運営スタッフは汚(よご)れたトイレの片付(かたづ)けに追われていました。断水が長引くことも想定し、平時に災害用トイレを使ってみることも、災害時の備えにつながると思いました。

《プロからのアドバイス》
一般的(いっぱんてき)に人は1日5~7回程度(ていど)トイレに行きます。もしもに備えて、自宅(じたく)で災害用トイレの準備をするほか、外出時には携帯(けいたい)トイレをバッグに入れておきましょう。

◎お住まいの地域の防災情報を確認!
・かがわ防災Webポータル
・香川県防災ナビ
※詳細は広報紙10ページの二次元コードをご覧ください。

問い合わせ先:危機管理課
【電話】087-832-3111

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