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市内の国指定 重要文化財(建造物)

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香川県さぬき市

■市内には、旧恵利家住宅の他に3件の重要文化財(建造物)があります。
▽細川家住宅(多和額東)
徳島県との県境に近い「矢筈山」の西山麓谷間の集落にあります。家屋の建築年代は、建物の部材、工法等から18世紀中期頃に建築されたと考えられています。江戸時代中後期の地方色のある平面構成と構造を有する民家として重要で、昭和46年6月、重要文化財に指定されました。

▽志度寺本堂・仁王門(志度)
志度寺は、推古天皇(飛鳥時代)のころの創建と伝わり、四国霊場八十六番の名刹です。寛文10年(※1670年)高松藩主初代松平頼重により本堂はじめ堂塔、寺物などが改修寄進されました。本堂と仁王門は、昭和58年6月、重要文化財として指定されました。本堂は、観音堂とも言い、県下で最大規模に属する仏堂です。仁王門は、三間一戸の八脚門で、仁王像は、昭和44年4月3日、香川県有形文化財に指定されています。

▽長尾寺経幢(長尾西)
長尾寺は、聖武天皇(奈良時代)のころの創建と伝わり、四国霊場八十七番の名刹です。
経幢の起源は中国で、憧身に経文を刻んだもので、石憧とも呼ばれています。長尾寺仁王門前に2基1対で向かいあって建っており、西側の経憧は弘安6年(1283年)、東側の経憧は弘安9年(1286年)の年号銘があり、昭和29年9月、重要文化財として指定されました。2基とも凝灰岩製で両石幢とも幢身上方の4面金剛界四仏の梵字が刻まれていますが、形態・規模はそれぞれ異なった特徴があります。

問合せ:生涯学習課
【電話】0879-26-9974

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