生まれつき永久歯の数が足りないお子さんが、増えてきていることをご存知でしょうか。学会の報告では、約10人に1人の割合で発生し、年々その発生率は増加傾向にあると言われています。
永久歯の数が足りない状態では、歯並びに影響するだけでなく、隙間に汚れがたまりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。また、多数の歯が足りない場合、発音や物をかみ潰す機能にも影響を与える可能性があります。
治療方法は、入れ歯やブリッジ、インプラント、矯正治療、乳歯の保存など多岐に渡るため、治療開始時期を正しく判断する必要があります。歯科医院のレントゲン撮影で、顎の骨の中に永久歯が何本あるかを調べることで確認できますので、ご心配な場合は、かかりつけ歯科医院にご相談ください。
丸亀市歯科医師会
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